野沢 温泉 トレイル 遭難。 野沢温泉村のトレラン遭難事故はなぜ起こってしまったのか?

野沢温泉村のトレラン遭難事故はなぜ起こってしまったのか?

野沢 温泉 トレイル 遭難

かなりの日数が経過しているので、夏とはいえ、残念ながら生存の可能性は低いと思われます。 トレランの大会で大きな事故といえば、秩父市で開催される「FTR100K」の2017年大会で、レース中に滑落して死亡するという事故がありましたが、国内のレースで道迷いによる大きな事故はこれまでになかったようです。 (ネットで探した限りでは) こちらの記事では、なぜこのような悲しい 事故が起きてしまったのか、また どうしたら防ぐことができたのかなどを、一ランナーとして、一大会主催者として、ぼくなりに考えたことをまとめてみたいと思います。 トレイルラン初心者や未経験者の方は、参考にしていただければと思います。 もくじ• 事故の概要 公式サイトやメディアで公開されている情報は以下の通り。 制限時間18時間の65kmソロの部に出場• AM7時にスタート• 赤滝付近で道に迷った• PM2時頃に本人から「道に迷った」と大会本部に連絡• 本部からは「その場を離れないように」と伝達• その後に電話は繋がらず• 最後に目撃されたのはスタートから12キロの地点 ただ、この中ではっきりしないのが、「赤滝付近」で道に迷ったという場所の話。 本人がそう言ったのか、もしくは最後に目撃されたのが「12km地点」だから、そう推測したのか。 いずれにしても「赤滝付近」でルートロストしたとは限らないはず。 しかし、15km地点には、「通過チェック」のある第1関門(長坂ゴンドラ山頂やまびこ駅)があって、今回はそこを通過していないということだと思いますので、12km〜15kmあたりでルートロストしているのは間違いなさそうです。 ルートロストとは 登山道や正規のルートなどを見失ってしまうこと。 一般的にはルートから外れることを指して使うことが多いです。 歩き回った結果、コースから逸脱した可能性が高い 12km〜15kmというロスト地点から推測するに、どれだけ遅くてもスタートから3〜4時間以内、つまり 「AM10時〜AM11時」には既にルートロストしていたと考えられます。 だとしたら、男性が本部に連絡したのは、ルートロストしてから3〜4時間経過しているので、その時点で ロスト地点からかなり移動していることも考えられます。 3〜4時間の間にどのようなルートを辿ったのかはわかりませんが、直線距離なら10km前後移動しててもおかしくありません。 現在地が正確にわからない以上は、起点となるコースから外れれば外れるほど、捜索は難しくなるので、ルートロストしてから動き回ったことが、結果的に致命傷になったのかもしれません。 これはトレランに限りませんが、山で道に迷った場合は、戻ってルートに回帰するのが鉄則です。 トレランなら、コーステープなどの目印が数百メートルごとに設置されていることがほとんどなので、目印が出てこなくなった時点で、必ず目印のあるところや他のランナーがいるところまで戻らなければいけません。 ロスト地点から離れれば離れるほど、物理的にも精神的にも体力的にも回帰しづらくなるので、常に間違っていないかという意識を持ち、ロストした疑いがある場合には、早めに引き返す決断をすることが重要です。 なぜ、連絡がつかなくなってしまったのか? これは大きく分けて、2つ可能性があると思います。 一つ目は、滑落などにより、「 電波の入らないエリアで身動きがとれなくなった」 二つ目は、単純に「 充電が切れた」 前者の場合はどうにもなりませんが、後者の場合は予備のバッテリーさえ持っていれば、確実に防ぐことができた事態ですし、充電が切れずにその後も連絡がついていれば、状況は全く違ったはずです。 ちなみに、レースではなるべくパッキングウェイト(ザックの重量)を軽くしたいので、予備のバッテリー(モバイルバッテリー)を持っている人はほとんどいないと思います。 しかし、不測の事態に陥った場合は、 スマホが使えるか使えないかが明暗を分ける可能性は大きいので、特に長距離の場合は必ず装備に入れるようにした方が良さそうですね。 Ankerなどの大手メーカーにもかなり軽量なバッテリーがありました。 この機会にどうぞ。 正確な現在地を伝達できて入れば、発見されたはず 今回の事故で、ぼくが一番残念に思ったのは、本部と一度連絡が取れているにも関わらず、発見に至らなかったことです。 本部から「その場を離れないように」と伝達したとはいえ、どれだけ正確に現在地が伝えられていたのか(把握できていたのか)は定かではありません。 発見されなかったことにより、その場を離れてしまったのでは?と推測している方もいらっしゃるようですが、正確に現在地が伝えられていなければ、その場に留まっていたとしても、発見されない可能性は大いにあります。 逆に言えば、正確に現在地が伝えられていれば、おそらく発見されていたと思います。 そして、それを伝えられるチャンスがあったのに、逃してしまったことが残念でならないのです。 男性がスマホを使用していたかはわかりませんが、トレランのレースにエントリーするぐらいですから、おそらくスマホでしょう。 スマホであれば、簡単に正確な現在地を把握できます。 正確な現在地とは「GPS座標」のことです。 なお、GPSの精度はスマホの機種やフィールドによって変わるので、絶対ではありませんが、ここ2〜3年の機種などで、よっぽど深い山域の谷などでなければ、ぼくの経験上、誤差はあってもせいぜい十数メートルぐらいだと思います。 GPS座標という発想がないのはもちろん、あってもその調べ方が分からないという方が多そうです。 本来は、YAMAP(ヤマップ)や、Geographica(ジオグラフィカ)などの登山用のGPSアプリを活用していれば、道迷い遭難自体がほとんど起こリませんが、登山をされてない方も多数いると思うので、今回は割愛します。 スマホのGoogleマップでGPS座標を取得する方法 誰でも簡単にできるので、知らなかった方は今試してみて、覚えておいてください。 Googleマップ(アプリ)を開き、地図上の現在地を長押ししてピン(赤いマーカー)を立てます。 (画像左の中央がピン) 2. 下に出てきた表示を上にスワイプ(引き上げる)します。 マーカーと同じ形のマークの横に、座標が表示されます。 (画像右の赤枠) 4. 座標をタップすると自動的にコピーされます この座標を電話口で伝えるか、一番確実なのは「メールで送る」だと思います。 もし、レース中に道迷いしても、それさえできれば、あとはその場を離れさえしなければ、まず発見してもらうことができるでしょう。 山に慣れていなかった可能性が高いのでは? 登山やトレッキングなど、山を歩いていると、一時的なルートロストは普通に起こります。 あ、さっきの分岐はこっちじゃなかったかな?とりあえず戻るか。 みたいな感じです。 特に低山や樹林帯などでは、注意していてもまず避けられません。 初心者のうちは、ルートロストしたことに気づかなかったり、こっちからでも行けるだろうと戻らずに進んだりして、深みにハマることがあって、痛い思いをしたことがある人も多いと思います。 しかし、そうした経験をしていくうちに、ルートロストをしづらくなったり、しても感覚的に気付きやすくなっていきます。 そういったことから、それなりに山に慣れている人なら、トレランのコース上で道を間違えることがあっても、そのまま道に迷うということは考えづらいです。 つまり、今回の男性は山に慣れていなかったのではないかと。。 トレランをする人は、大きく分けて2つタイプがいる言われます。 一つ目は、もともとマラソンなどロードのレース経験があって、トレイルというフィールドに興味を持ってトレランを始めた人。 二つ目は、もともと山が好きで、山登りなどをしていて、山でのレースに興味を持ってトレランを始めた人。 もちろんぼくは、どちらのタイプの方にも大いにトレランを楽しんで欲しいです。 しかし、前者の方の場合は、レースに参加するなら、必ずある程度、色々な山に行ってみて、スマホのGPSアプリを試してみたり、そういった経験を事前にするべきだと思います。 運営側が事故を防ぐことはできなかったのか.. もともとぼくは、今回の事故を知るまで、この大会の存在自体を知りませんでしたので、この記事を書くにあたり大会のことを調べていく中で、気になったことがいくつかあったので、ピックアップしておきたいと思います。 本人からの連絡の前にできた対応はなかったのか? 公式サイトの報告では、午後2時頃に「道に迷った」と連絡を受けた。 というのが事の始まりのようになっています。 しかし、第1関門(AM11時)の「長坂ゴンドラ山頂やまびこ駅」では、通過チェックが行われているので、スイーパー(最後尾で伴走する係)が到着した時点で、「一人行方不明者が発生した」という事実を認識していたはずです。 スイーパーが第1関門に到着した時間はわかりませんが、最初の関門なので1時間遅れの正午には到着していたと仮定すると、本人から連絡があったとされる14時より、2時間早い時点で認識していたことになります。 そうだとしたら、その時点で大会側はどういう対応をとったのか。 もし早い段階で、二次事故が起こらない範囲で近くの関係者が捜索に向かっていれば、発見できていたかもしれません。 仮に、本人からの連絡があるまで何も対応していなかったとしたら、何のための通過チェックなのか? いずれにしても、トレランを運営する側としては、危機管理対策を見直すきっかけにしなければいけないと思いました。 コーステープはもっとあった方が良いのでは? この点については、ぼくは他のトレランのレースをそこまで知らないので、あくまでも山登りの経験をもとに感じたことになります。 以下は、大会公式サイトからコースに関する記載を抜粋しています。 コースには参加選手の皆様が迷わないように、案内サイン(矢印)、コーステープ、等を設置しておりますが、分岐地点が多数ございますので、地図での確認をお勧め致します。 コース案内サイン:各分岐地点 矢印で表示 コーステープ:不明瞭で必要な箇所 テープは一定区間ではなく、不明瞭で必要な箇所だけにしか設置していないとのこと。 コース案内版、コーステープなどが1km以上走っても確認できない場合は、コース案内版またはコーステープまで戻りコースの確認をしてください。 逆にいうと、1km以内であれば、案内板やテープがなくても、コースは間違っていない可能性があり、選手は判断ができないということになります。 正直、結構シビアだなーと思いました。 しかし、トレランは ルートファイディングなども醍醐味だという考え方があるとしたら、ぼくはそれに賛同します。 その代わり、そこをシビアにするなら、参加条件(資格)を厳しくするなどしないと、事故のリスクが高まるのは当然です。 それにも関わらず、大会概要を見る限りでは、 参加資格は「中学生以上」ということ以外は定めがないようですし、 明確な「装備チェック」もないとのこと。 もし、無知で山に慣れてもいないトレラン未経験者が、この65kmのシビアなレースに出場できるのだとしたら、随分とオープンすぎませんか。 それに、必携装備に地図とコンパスっていうのにも違和感を覚えます。 その辺のランナーはおろか、最近は山登りする人でさえ、「地図読み」がまともにできる人はほとんどいません。 それならば、スマホに「YAMAP」や「ジオグラフィカ」などの、GPSアプリインストールを必須または推奨にした方がよっぽど安全だと思います。 まとめ:この事故がきっかけになるように こういう事故が起こってしまったときに、 自分たちも気をつけないとね〜 などと言っても、なんの解決にもなりません。 大会を運営する側も、参加する選手も、今回のような事故が起きてしまったときに、「何が事故の原因だったのか?」「どうしたら防ぐことができたのか?」そういったことをきちんと考えなければ、きっと同じような事故が怒ってします。 だからぼくは、このレースのこと、主催者のことも大して知らないくせに、ネット上で知り得た情報だけ頼りにして、思いつくままにこの記事を書かせてもらいました。 事故にあった男性や大会関係者を批判したつもりはありませんが、もし気分を害した方がいらっしゃったらごめんなさい。 トレランに関わる全ての方が、今回の事故をきっかけにより安全に競技が行われるように努力されることを願います。 あわせて読みたい!.

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『The4100Dマウンテントレイルin野沢温泉』に出場してみた

野沢 温泉 トレイル 遭難

妻の妙子さん(当時、女性で世界の3本の指に入るクライマー)と共に、ギャチュン・カンの未踏ルートに登った直後、暴風雪の中雪崩に遭い、滑落。 視力もほとんどないなか、文字通り手探りで下降を開始し、岩肌を探るために手袋を外した指を一本、また一本と犠牲にしながら妙子さんを助けに行き、最後は生還を果たす話です。 実話です! スケールは違いますが、一般の登山者の遭難からの生存体験談にも、変わらない感動があります。 そしてそういった遭難体験談を調べていく中で、自分なりに遭難に関する考えがまとまってきたので、興味がある方はご一読下さい。 まず、遭難には自力で復帰できるデッドラインがあります。 ケガや道迷いなど、様々な要因で遭難するわけですが、この「自力で復帰できるデッドライン」は、各自の能力と装備で決まります。 イギリスの特殊部隊なんかでは匍匐前進のみで10kmの山岳移動訓練などもするそうです。 そこまで体力がなくても、持っている装備次第で生還するかどうかも決まってきます。 そこで私は、まず遭難を3段階にわけて考えてみました。 LEVEL. 1 自力での下山に恐怖を覚える・苦痛を感じる LEVEL. 2 自力での下山が困難 LEVEL. 3 自力での生命の維持が困難 以下に、各項目の例と、遭難からの復帰方法・装備を述べます。 異論、反論はあると思いますが、素人の一考察ですので、生暖かく見守ってください。 LEVEL. 1 自力での下山に恐怖を覚える・苦痛を感じる 代表的な例としては、道迷い、軽い捻挫などの歩ける程度の傷病、悪天候(暴風雨、雪山でのホワイトアウトなど)です。 長く登山をしている方にとっては、どれも経験のあるものばかりだと思います。 私もすべて、何度も経験がありますが、この段階で警察に助けを求める方が非常に多くなっているそうです。 道迷いは、トレースが二手に分かれ、そこからトレースが薄くなった、と思ったら、すぐに引き返し、二手に分かれた箇所で地図を確認すれば、まず復帰できます。 また、紙の地図がなくとも、現在ならYAMAPなどの登山地図アプリがあれば、まず迷いません。 それすら用意していないのなら、山には来ないほうが賢明です。 軽傷病は、やはり薬やファーストエイドキットの準備をしておかないと、下山の苦しさが増します。 捻挫、切り傷、打撲など軽度なら、ガーゼ、テーピングテープの二つが有れば切り抜けられそうですし、痛み止めのロキソニンがあれば、下山まで持つことがほとんどでしょう。 厄介なのが 悪天候。 突然の暴風雨やホワイトアウトなどの気象の変化は、自分自身ではコントロール出来ません。 下界が快晴だろうがなんだろうが、3000M級の山では豪雨になったりもします。 こういった場合、やはり装備が物をいう。 雨具やツエルトはこういった時にこそ役に立ち、ビバークして天候の良化を待つだけで危険を回避出来ます。 装備・準備がなっていないと、ホワイトアウトの中歩いて滑落したり、暴風雨の中歩いて低体温に陥って行動不能になったりして、たくさんの方が無くなっています。 ここまでに述べたレベル1の遭難(実際には遭難ですらない)は、準備さえしておけば怖くない、多くの登山者が普通に乗り越えてきたものです。 ただ、初心者こそ、しっかりとした装備が無いと、次のレベル2に移行し、最悪死亡する事さえあるので、地図(もしくはアプリ)、ファーストエイドキット、ツエルトと雨具は、絶対に準備して入山する必要があるのではないでしょうか。 他に疲労困憊で警察を呼ぶ人もいますが、それは歩いて下さい。 疲労困憊になってからが、人間の底力の見せ所です。 そこから何時間も走れたりするのが人間ですから。 LEVEL. 2 自力での下山が困難 例として、足の骨折などの大けがや発病、厳冬期の吹雪などの超悪天候です。 大ケガの場合、大きく行動の分かれ目となるのが、 「同行者がいるかどうか」です。 「単独での下山は難しいが多少の移動は出来る」程度のケガなら、同行者がいれば手伝ってもらって、下山が叶うことも多いでしょう。 個人的には同行者がいて、日暮れまでに下山出来そうなら助けを求めずに下山した方が良いと思います。 そのトラブル対応も含めての山、だと思うので。 しかしこれも最近は高齢者ばかりのパーティーが増え、4,5人も同行者がいるのに救助を呼び、救助隊が一人で要救護者を背負っていても何も手伝わず・・・みたいな事もあるそうですから、体力次第では何人いようが、頼りにはならないのかもしれません。 吹雪や大雪で行動不能になった場合でも、複数人いれば当然雪洞を掘ったりしてビバークすれば問題ないわけですが、実際には厳冬期の複数人パーティーの遭難死は珍しいことではありません。 統計があるわけではないので、決めつけるわけにはいきませんが、ビバークしているにも関わらず低体温で死亡したパーティーの殆どが、テントによるビバークをしている様に思います。 ) そして、問題は 単独行です。 大けがで自力での下山がかなわない場合、まず救援を期待したいわけです。 だからなんとか、尾根などの電波状況の良い場所まで移動したいところです。 最近はサボっていますが、初心者の頃はサービスエリアをあらかじめ調べてから入山していました。 そこまでの移動が困難な時の為に、家族に「どこどこに行ってきます。 私はLINEで入山、下山の連絡も欠かさない様にしています。 ここで重要なのは、 こちらが生きていると思ってもらわないと、警察は1週間程度で捜索を打ち切る、ということです。 だから体が痛くても、1週間以上生き延びる自信があるなら、なんとか警察に連絡出来る場所に移動した方が、じっとしているよりも生きて帰る確率が高まるように思います。 さて、無事に警察が動き始めたとしても、救助まで生き残る必要があります。 そこでまず重要になってくるのが体温の保持です。 トレランの必携品に「防寒具」があるのは、行動不能になった時のことを考えてです。 ツエルトとある程度の防寒具で体温さえ保持出来て、出血さえなければ相当な時間、生きられるはずです。 ですからここでも、 ツエルトが重要!あと、防寒具。 防寒具に関して、最近気づきましたが、ケガをした時の為に、あまりピタッとしたものではなく、着やすい、少し余裕のあるものが良いかもしれません。 ココヘリに入っていれば、この段階なら単独行でも、ほぼ助かるのではないでしょうか。 厳冬期の吹雪、大雪の際は・・・単独行だと本当にしんどいと思います。 雪洞掘るのも一苦労。 というか、胸まであるラッセルなんかすると、一時間で500メートルも進めません。 数分後には死んでもおかしくないんじゃないか、とも思います。 厳冬期の単独行は、常に遭難スレスレだと心した方がいいです。 私の様な雪山初心者の山行ですら、です。 的確な方法を上げられず申し訳ありませんが、雪山ではとにかく防寒具は大目に持っていく。 特にグローブとソックス、バラクラバは替えを持っていく。 でも多分、救助要請出来ても、行動不能の雪の下では救助が来ませんし、単独行者は死にます。 ココヘリに入っていても、多分、ヘリが飛びません。 LEVEL. 3 自力での生命の維持が困難 大出血を伴うケガなど。 同行者がいれば、ツエルトだけ設営して貰って、助けを呼びに行ってもらう他はありません。 同行者が複数人いれば、当然付き添いも重要でしょうが。 やはりここでも、単独行者は絶対的に危険です。 しかも行動不能になった地点が、道迷いの末で、登山道から外れていたりすると、おそらく、救助要請も難しいでしょう。 ツエルトが有って、防寒具も有って。 それでも時間との戦いです。 なるべく早く警察に動いてもらう為に、 やはり家族にこの時間を過ぎたら捜索依頼してくれ、という事は話しておくべきだと思います。 ココヘリなら捜索依頼が有って、入山した山さえわかって、ヘリさえ飛ぶ天候なら、ピンポイントで場所が分かります。 単独行者がこの段階から復帰するには、• 家族に捜索依頼のリミット時間を伝えておく• 登山届をだす。 最悪、どの山に行くか、残る形で家族に伝える• ココヘリに入る しかないと思います。 書いていて思いました。 ココヘリに入ろっと。 以前も言いましたが、最悪なのは、死体すら発見されない場合です。 7年は死亡したとみなされない為、住宅ローンは保険は適用されずにそのまま残り、遺族保険は出ず、生命保険も出ず、勤め先によっては退職金も減額、となる可能性も・・・。 家族の為に、ちゃんと家に帰りましょう、生死は二の次としても! ultratrail.

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大会概要

野沢 温泉 トレイル 遭難

毎年、山では多くの人が亡くなっている。 遭難、滑落、雪崩。 事故の理由は様々だが、ひとつすべてのケースに共通するものがある。 事故の当事者の周囲で、悲しみ、嘆き、涙をする人々がいるということだ。 山という非日常空間で大切な存在を喪った人たちは、その「死」をどう受け止め、その後の日常を過ごしているのか。 スイスの山で夫を亡くした、ある妻の話に耳を傾けた。 2018年9月11日、雪解けが進んだマッターホルン東壁の麓で、地元の救助隊員によって遺体と登山道具が発見された。 DNA鑑定の結果、行方不明となっていたある日本人であることが判明する。 相馬剛、享年40。 元海上保安庁の職員で、日本山岳耐久レース(通称ハセツネ)など数々の国内レースを制したプロトレイルランナー。 2013年に海保を辞し、富士山周辺のアウトドアガイドサービスを行う『Fuji Trailhead』を立ち上げており、スイスでの事故はその矢先に起こっていた。 相馬が遭難したのは、2014年7月23日。 スイスで開催された「アイガー・ウルトラ・トレイル」という101kmのレースを走り終え、現地に残って家族と旅を楽しんでいたときのことだ。 妻と10歳、8歳の2人の子どもを宿に残し、単独でマッターホルンに登る途中、稜線上から約800m滑落。 ピッケルなど一部の装備品が見つかったが、相馬自身は行方不明のままだった。 遺体発見から1カ月経った昨年10月、遺骨が日本に帰ってきたが、事故から4年の月日が経っていた。 これまでの歳月、家族はどのような想いで過ごしてきたのだろうか。 妻・真由美さんを訪ねた。 つかの間の晴天、午後から降り始めた雨。 「(夫が)マッターホルン登頂を目指すのは、あれが2度目だったんです。 だから、今回は山頂に立ちたいという気持ちもあったのかもしれませんね」(真由美さん) 前述のレース後、相馬さん一家はマッターホルンの麓の町ツェルマットへ移動していた。 相馬さんが単独でマッターホルンを目指したのは、帰国予定の前日だった。 「滞在中ずっと天気が悪くて、ようやく明日晴れるからと登山の準備をしていました。 朝、相馬さんはひとりで起きたのですが、天気をうかがっていたのか、眠かったのか、なかなか出発しなかった。 私は相馬さんが出発する直前に起きました。 『どうするの?』と聞いたら、『いまから行ってくる』と。 予定していた出発時間よりも、だいぶ遅れていました。 駅まで送ろうとすると、2人の子どもがまだ寝ていたので『いいよ、起こさなくて。 ひとりで行ってくる』って。 そして出かけて行きました」.

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