クビ キリギリス。 【閲覧注意】鮮やかなピンク色のキリギリスが話題に

春に鳴く虫,クビキリギス │科学実験データ│科学実験データベース│公益財団法人日本科学協会

クビ キリギリス

成虫の体長は55~65㎜、体色は緑色と褐色の個体が見られ、時に赤色の個体がいて、「赤いバッタ」として時折話題になります。 成虫の体色は幼虫時代の環境の湿度に起因すると言われていて、豊富な植物群の中で過ごすと湿度が高く、緑方として羽化し、そうでない環境で育った幼虫は褐色型の成虫になります。 バッタやキリギリスの種類にはピンク色になるものも多く、ピンク色のクビクイキリギスが発見した人は、かつてTwitterなどで紹介していました。 色素異常の個体の生存率はそれほど高くなく、成虫まで大きくなることは珍しいそうです。 体長は大きいのですが、体高が低く、体型は全体的に細長く鋭角的です。 頭部は著しく前傾して、頂部は尖っています。 口の周囲が赤く、大顎は強大に発達します。 雌の産卵管は剣状で、普段は羽の間に隠れてしまって、一軒では雌雄の区別が困難ですが、発音器の有無やメスの方がわずかに大きい事、前胸の白線の有無で区別することができます。 大顎の口の周りに赤い色がついていて、まるで吸血をしたように見え、一瞬ゾッとすることも。 クビキリギスの生態 イネ科の草本を好み、林などに隣接する草原の茂みの中に生息しています。 夜行性で春から初夏にかけて草本や樹上で鳴き、鳴き声は日本語圏では「ジーーーーーー」ないし「ヴィーーーーーーー」という電気の変圧器のように聞こえます。 ケラなどと間違えられることも多いのですが、本種は草上や樹上で鳴きます。 鳴く時には前翅の発音器をかなり高速でこすり合わせて鳴き、一か所でじっとしていることはありません。 そのため、人が聞き耳を立てて鳴いている苞に近づいて行っても、その場所にはおらず、全く違うところに移動していたりということが起こるようです。 そのため、人間が目視で見つけることは難しく、灯に飛来した個体を見つけることをおすすめします。 食性は植物食傾向が強い雑食、イネ科の植物の穂や若芽などを食べますが、顎の力が強く、噛みつかれた状態で強く引っ張ると頭部が抜けることが和名の由来になっているのだそう。 しかも、その生態は子供たちの遊びから判明したとか・・・。 子供は残酷です。 顎の力によって固い穂や種子なども食べることが出来るのですが、頸の関節が意外に細く、頭頂部よりにあるのでまっすぐに引っ張られると、簡単に折れて、もげてしまうようです。 7月中旬から下旬にかけて孵化した幼虫は9月下旬から10月頃に成虫となり、そのまま越冬に入ります。 翌春から初夏にかけて交尾や散乱などの活動を本格的に行い、産卵は草本のハト茎の節目、裏側などにずらりと規則正しく並べて行われます。 卵は初夏から夏にかけて孵化し、秋には羽化して成虫になり、そのまま冬眠し、翌年の5~6月に交尾と産卵を行うという、このタイプの昆虫の中では変わった生活サイクルを持ち、かなり長命な昆虫です。 また、単為生殖の能力もあり、雄と交尾しなくても産卵して子孫を残すことができます。 春に鳴くクビキリギス 秋に虫たちの大合唱が行われるのは一般的ですが、春の夜でもたまに虫の声が聞こえてくることがあります。 「ジーーーーー」という声が聞こえたら、それはクビキリギスの鳴き声です。

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キリギリス・コオロギの幼虫図鑑

クビ キリギリス

投稿: 2018年12月6日 師走の声を聞くとどうも落ち着かなくなるようですが、野鳥たちも落ち着かないようです。 冬越しのためにやってきたジョウビタキやアオジ、ヒヨドリやシジュウカラも数が増えています。 藪の中からはウグイスの「チャッチャッ」という地鳴きも聞こえてきます。 まだ移動中のものもいてざわざわしています。 鳥たちは賑やかですが虫はほとんど目にしなくなってきました。 ニトベエダシャク、クロスジフユエダシャクは今年も11月から発生し、成虫越冬をするムラサキシジミが陽だまりで翅を広げていることもあります。 弱弱しいコオロギの仲間の声も少しは聞かれますが、ほどなく姿を消します。 冬には草も枯れ、バッタの仲間もいそうにありません。 そんな中、成虫で冬越しをするバッタがいます。 それはクビキリギスで、バッタ目キリギリス科の体長57ミリから65ミリ、本州、四国、九州の林に隣接した草原などに棲む昆虫です。 恐ろしげな名前ですが、顎の力が強くて一度かみついたら離さず、無理に引っ張ると首が抜けてしまうことから付いたとされます。 雑食性のキリギリスの仲間は強い顎を持っていますが、とりわけ強いということでしょうか。 顎の関節が細く、頭頂部寄りにあるのでまっすぐ引っ張ると抜けやすいようです。 主食はエノコログサなどイネ科の植物で、市街地や都市化されたところにも生息します。 10月ころ羽化し冬を越したのち春先「ジーー」という連続した声で鳴き始め、5月ころから産卵します。 バッタの仲間といえば夏や秋に鳴くものが大半の中、春いち早く大きな声で鳴き始め成虫越冬するという異色の存在です。 薄茶色のものと緑色のものがいますが、これは終齢幼虫でいた環境により、乾燥した草地の場合は薄茶色に、湿り気のある草地の場合は緑色になるようです。 成虫になってから移動しても色は変わりません。 まれにピンクの個体が発生しニュースになることもあります。 これは色素異常の一種でクビキリギスは体内にピンクの色素も持っていて何らかの理由でその色素だけが出たものとみられています。 また、メスだけでも繁殖できるので環境によってはピンクの個体が増殖する可能性もあります。 口の周りが赤いのもクビキリギスの特徴で、見分けるときの重要なポイントになります。 血吸いバッタという別名はここから来ています。 なんだかどちらの名前も恐ろしげで気の毒なようです。 枯草の中などで冬を越すクビキリギス。 動きも鈍くなっていて観察しやすいので見つけたらそっと見守ってあげてください。 早春の夜、時にはうるさいくらいに聞こえてくる鳴き声に春の訪れを感じる日を経て7月ころまでは成虫の時を過ごす長寿のバッタです。 時にはもう一冬超すものもいるとか。 狭山丘陵は紅葉 黄葉 のピークを迎えています。 紅く色づいた葉に目を引かれ見てみるとつやつやした赤い実がまだ残っているオトコヨウゾメ。 初頭の陽ざしに朱色に輝くのはすでに葉を落としたヒヨドリジョウゴの実。 足元にはヤブコウジの赤い実も見られます。 ムラサキシキブの紫、スイカズラの黒い実も残っています。 急ぎ足で冬装束になっていく雑木林。 「また春に…。 」とほほ笑んでいるようにも思えるころとなりました。 クビキリギス ニトベエダシャク ヒヨドリジョウゴ.

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クビキリギスの成虫|キリギリス科|バッタ目・直翅目

クビ キリギリス

昨日、ギボウシの葉に大きな「バッタ」が留まっているのを見つけた。 thunbergi)の褐色型(緑色型は)、成虫である。 クビキリギスと言えば、秋に成虫になる虫の筈だが・・・???。 そう云えば、クビキリギスは成虫で越冬する。 一寸調べてみると、越冬成虫は7月位まで見られるとのこと。 このクビキリギス、右の前肢が無いが、これは厳しい冬を乗り越えて来た名誉の負傷と云うところであろう。 オンブバッタは卵越冬である。 だから、成虫は初冬にはあの世へ行ってしまうのが本来なのだが、条件が良ければ随分と生き延びることが出来るらしい。 クビキリギスは、本来オンブバッタよりも長生きの出来る成虫越冬である。 条件が良ければもっともっと生き延びるのかも知れない。 冒頭で、「バッタ」と「」に入れたのは、バッタ(バッタ科)では無いからである(クビキリギスをバッタなどと呼ぶと三枝先生のお叱りを受ける)。 しかし、私はどうもこの連中(直翅目)が好きではないので、皆引っくるめて「バッタ」と呼んでしまう傾向がある。 2番目と3番目がそれだが、自然光だけで虫を撮るのは、私としては極めて稀なことである。 背面からのは、丁度撮影者(私)の陰になってしまうので、仕方なくストロボを使った。 接写の方は、レンズが100mmだから、ストロボを使わなければ撮影出来ない。 自然光の方が緑色が自然に写る。 しかし、頭部や胸背の陽の当たるところは白っぽくなっているのに対し、陽光にほぼ並行する翅の部分は暗くなり、光ムラを生じてしまった。 こう云う時は、ストロボを銀レフ的に使って、横から少し光を足してやる必要があると言える。 しかし、上の写真には赤い部分の他にも何やら色々とややこしい構造が見える。 以前から「バッタ」の口器はどうなっているのか少し気になっていた。 其処で、北隆館の図鑑にバッタ(本当のバッタ)の頭部の模式図を参考に、これらの「ややこしい構造」が何かを調べてみた(バッタ科とキリギリス科で基本的な違いが無いと仮定)。 下の写真で、1:赤いのは大顎(大腮)、2:上唇、3:小顎(小腮)、4:??、5:小顎鬚(小腮鬚)、6:下唇鬚、となる(7は前肢の取れた傷口)。 小顎鬚は非常に長く、クネクネと続いている。 4はどうも良く分からない。 位置的には下唇なのだが、これは写真では上から下へ延びる構造である。 4の構造は逆に下から上に牙の様に飛び出している様に見える。 下唇鬚は多分間違っていないと思う。 この下唇鬚が下唇から分岐する所が見えれば下唇の位置が良く分かるのだが、丁度その部分が小腮鬚の影になって良く見えないのである。 ガガンボにもこんな美形が居るのか、と云う位綺麗な虫である。 乞う御期待!!.

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