ツロブテロール テープ。 ツロブテロールテープの効果と副作用

ツロブテロール:ホクナリンテープ

ツロブテロール テープ

成分・効果 ホクナリンテープには有効成分である「 ツロブテロール」という成分が入っており、ツロブテロールが気管支を拡張させ息を楽にします。 同じホクナリンでも色が違うのはなぜ ホクナリンテープには年齢や体重に合わせて、 0. 5mg、 1mg、 2mgと販売されており、それぞれ色が異なります。 またマイランEPDさんと、マルホさんの2つのメーカーさんからホクナリンテープが販売されており、同じmgでもメーカーによって色に違いがあります。 赤ちゃん・子供・大人の用量・体重は関係ある? ホクナリンテープは体重別でなく年齢によって量が調整されます。 年齢 用量 0. 5〜3歳未満 0. 5mgを1枚 3〜9歳未満 1mgを1枚 9歳以上 2mgを1枚 切り方 ホクナリンテープは時々切って使用するように指示されることがあります。 例えば、 ・ホクナリンテープを0. 5mgで処方したい時、薬局で1mgの規格しかない場合1mgを0. 5枚で処方されるケース ・副作用による動悸や震えがあった際に量を半分に調整するケース などです。 対角線で切ると端が鋭角になり剥がれやすくなりますので、縦か横で半分の面積になるように切るようにしましょう。 貼る場所(胸・背中・腕のどこがいい?) 成人にはツロブテロールとして2㎎、0. 5~3歳未満には0. 5㎎、3~9歳未満には1㎎、9歳以上には2㎎を1日1回、 胸部、 背部又は 上腕部のいずれかに貼付するとなっています。 メーカーのデータによると、貼り付け24時間後の薬の体内の濃度は、胸部に貼った場合86. 3%、背部に貼った場合87. 2%、上腕部に貼った場合87. 1%となっており、 胸、背中、上腕部どこに貼っても大差はないとされています。 8hr 5. 9hr 貼った後、約12時間で効果が最大となり、約6時間ごとに半分に分解されていきます。 子供の場合はTmaxが約14時間となり少し効き目が遅くなります。 即効性はありませんが、24時間効果が持続するのが特長です。 いつ貼るのがいい?(タイミング) 僕が現場で指導しているのは、 お風呂上り、寝る前です。 より剥がれにくくするためにも、 お風呂から上がった直後でなく、少し皮膚が冷めてから貼るのがオススメです。 24時間効果がありますので、特に痒くならないようなら一日貼って、次の入浴後に貼りかえます。 お風呂・プールは入っていい? ホクナリンテープは貼ったまま入浴やプールに入るのは可能です。 しかし、剥がれやすくなりますので、上から絆創膏やテープなどを貼って入ることをオススメします。 剥がれた時の対処法 薬局では「剥がれてしまったらもう一回貼ってもいい?」という質問を多く受けます。 ホクナリンテープは 貼り付け12時間後で85%近く吸収されますので、入浴後貼って、朝剥がれていた場合や、半日以上経って剥がれた場合は、貼り直さなくても薬は十分に効いていると考えられます。 市販薬では売ってる? ホクナリンテープの市販薬は販売されていません。 必ず医療機関で処方してもらいましょう。 妊娠・授乳中の使用 妊婦さんの場合、「有益性が危険性を上回る場合にOK」となっています。 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には, 治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること. 〔妊娠中の使用に関する安全性は確立していない.〕 引用元 ホクナリンテープ インタビューフォーム 使用できない「禁忌」ではないため、妊婦さんにも処方されるケースはあります。 また授乳中の場合、 製薬メーカーの説明書では「授乳を避けること」となっています。 一方、大分県の小児科医会、産婦人科医会、薬剤師会で編成される研究チームによると ヒトでの情報なし。 乳児 生後半年から に適応を持ち、通常量であれば授乳との両立は可能。 と位置付けられています。 Drによっては「授乳してもOK」と説明されるケースもあります。 カテゴリー• 4 こんにちは。 現役薬剤師Yu(ユー)です。 2006年に京都薬科大学薬学部を卒業し、薬剤師免許を取得後、調剤併設ドラッグストアと調剤薬局にて勤務する現役薬剤師です。 健康食品や市販薬、内科、整形外科、皮膚科、小児科、在宅医療まで幅広く患者さんと関わってきました。 「一人の患者さんが抱える薬の疑問は、みんなが抱える疑問かもしれない」 私が薬剤師として活動する中で、患者さんに聞かれたことや、患者さんが知っておく必要があると思った情報をまとめるためにサイトを立ち上げました。 最近は患者さんだけでなく、ヘルパーさんや看護師さんなど医療従事者の方も薬の勉強のために閲覧をいただいております。 「薬に関わる疑問を少しでも解消したい。 」 そのような思いで日々サイトを磨いてまいります。 まだまだ成長過程の薬剤師ですが、一人でも多くの方がこのサイトがあってよかったと思っていただるように自分の抱える知識を発信してまいります。 スポンサーリンク.

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ツロブテロール:ホクナリンテープ

ツロブテロール テープ

喘息に治療、貼るホクナリンテープの効果と注意すべき副作用 喘息の治療に用いられる代表的なものとして、「ホクナリンテープ」とよばれる貼るテープタイプのお薬があります。 1日1回、皮膚に貼って使用しますが、皮膚からお薬の成分がゆっくり吸収され、持続的に気管支を拡げて空気を通りやすくし、咳を抑えるはたらきがあります。 お薬がうまく飲めない、吸入が難しい方でも使用することができるメリットがあります。 使いやすく、安全性も高いことから小さなお子さんからご年配の方まで幅広く使用されるお薬ですが、まれに、手足のふるえ、動悸などの副作用が出ることもあります。 今回は、ホクナリンテープの正しい効果を解説するとともに、注意すべき副作用や実際に相談をうけたことがある使い方に関する内容にお答えするかたちで、説明していきます。 1. ホクナリンテープ(成分:ツロブテロール)とは? ホクナリンテープは、持続性に優れた気管支拡張作用を示し、1日1回貼付して使用するお薬です。 1-1. ホクナリンテープの成分と作用 ホクナリンテープの成分は、「 ツロブテロール」です。 こちらの成分は、せまくなっている気管支を拡げて空気の取りこみを良くすることで、息苦しさを改善する効果があります。 「 皮膚に貼るだけ、しかも1日1回貼るだけで本当に効果があるの?」と不思議に思われる方もいるかと思います。 ホクナリンテープは、皮膚に貼ると、皮膚からゆっくりとお薬の成分が吸収され、皮膚の下にある血管に入ります。 血液の流れに乗って気管支に届くことで、選択的に効果を発揮します。 お薬に工夫が施してあり、「結晶レジボアシステム」とよばれるメカニズムによって、テープから少しずつお薬の成分が放出され、24時間ゆっくりと効果が持続するようになっています。 長時間作用が持続するタイプと、発作に用いるような短時間で素早く効果を表す2つのタイプのお薬に分かれます。 ホクナリンテープの他にも、内服薬、吸入薬、又、吸入ステロイド薬と合剤になっているものなどがあります。 1-2. ホクナリンテープはどんな方に使用される? ホクナリンテープは、気道閉塞が原因となっている「 気管支喘息」「 急性気管支炎」「 慢性気管支炎」「 肺気腫」の治療に用いられます。 最近では、慢性気管支炎、肺気腫を総称して、「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」と呼ばれます。 但し、喘息の急性発作が出ている時にホクナリンテープを貼っても、すぐに効果がでるというものではありません。 おおむね貼ってから4〜6時間(個人差あり)で効果が出てくる、 持続的に症状を和らげるタイプのお薬です。 通常、急性発作に対しては別の適切なお薬を使用します。 また、気管支喘息治療においては、抗炎症作用をもつ 吸入ステロイドが基本なので、それでも症状が改善されない場合や併用したほうが良い場合に医師の判断で合わせて用いられます。 また、皮膚に貼ることで効果が期待できますので、飲み薬がのめない方や、吸入が難しい方の場合も使用できることがメリットです。 生後6ヶ月の小さなお子さんから効果と安全性が確認されており、使用することができます。 1-3. ホクナリンテープの使い方 ホクナリンテープは、1日1回、胸部、背部又は上腕部のいずれか1カ所に貼って使用します。 どの場所に貼っても、効果に大きな差はありません。 テープを嫌がり剥がしてしまうようなお子さんの場合は、手の届かない背中などに貼ることをおすすめします。 また、皮膚に負担がかかるため、毎回同じ場所に貼るのではなく、少しずつ場所を変えるようにしましょう。 湿疹や傷口のあるところは、症状が悪化する可能性があるため、避けるようにします。 貼るタイミングとしては、4〜6時間(個人差あり)で効果が出てくるため、発作が起きやすい夜間や明け方に備えて、夜に貼り変えることが多いです。 また、汗をかいている場合に貼ると、そのまま貼るとはがれやすくなったり、かぶれの原因になることもあります。 貼る場所は、汗や水分などをよく拭いて清潔にしてから貼るようにしましょう。 1枚中に含まれる成分の量が、「 0. 5mg」、「 1mg」、「 2mg」の3種類があります。 5 歳-3 歳:0. 5mg 体重目安15㎏未満 ・3 歳-9 歳未満:1mg 体重目安15〜30㎏未満 ・9 歳以上:2mg 体重目安30㎏以上 ・成人:2mg このように年齢や体重によって、使用する大きさが異なります。 用法・用量を超えて使用を続けた場合、不整脈や場合によっては心停止を起こすこともあります。 必ず医師の指示に従って使用するようにしましょう。 2. ホクナリンテープでおこりうる副作用 比較的副作用の心配は少ないお薬ですが、稀に次のような副作用症状がでる可能性があります。 詳しくは、添付文書を確認していただくか、医師や薬剤師に確認するようにしましょう。 主な副作用としては、「 手のふるえ(振戦)」、「 動悸(心悸亢進)」があります。 また、貼った部分の「かゆみや発赤・発疹など」が起きることもあります。 いつもと違うような気になる症状が出た場合は、医師や薬剤師に早めに相談するようにしましょう。 また、ごく稀に下記のような副作用症状がでることもあります。 このような副作用症状が出た場合は、使用を止め、すぐに医療機関を受診しましょう。 ・アナフィラキシー症状 お薬に対するアレルギー症状で、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹などの症状が起こる可能性があります。 手足のしびれ、筋力減退、手足の麻痺、呼吸困難などの症状が起こる可能性があります。 3. ホクナリンテープの効果・使い方に関する相談 続いて、ホクナリンテープについて、実際に受けたことがある使い方に関する相談にお答えする形で、説明していきます。 3-1. お風呂のときはどうすれば良い? お風呂やプールなど水に浸かるときも基本的にはテープを剥がす必要はありません。 どうしても剥がれてしまうような可能性がある場合は、刺激の少ない絆創膏等で固定するようにします。 剥がすのを忘れないように、入浴前に剥がして、入浴後に貼り替えるのもひとつの工夫です。 3-2. 副作用を感じたら、半分に切って使用するのは良いですか? たしかにテープ内にお薬の成分は均一に含まれているので、半分に切れば、半分のお薬が含まれているものと考えられます。 しかし、副作用が出たからといって、自己判断で半分に切って使用することはおすすめできません。 理由としては、副作用を感じている場合には、自己判断で量を調節せずに医師に相談し、そもそも使用を続けて良いかの指示を仰ぐ必要があります。 また、お薬が効果を発揮するには、患者さんにあった適切な規格(量)のお薬を使用しなければなりません。 半分に切って使用しても、保証される効果が期待できない場合があります。 一方、効果がないので、1度に2枚を貼ることもしないようにしましょう。 用法・用量を超えて使用を続けた場合、血中のお薬の濃度が高まり、不整脈等の重篤な副作用を起こすおそれがあります。 必ず、指示された用法・用量を守りましょう。 3-3. 途中で剥がれてしまったらどうすれば良い? テープを貼って12時間経っている場合には、基本的には再度貼り直す必要はないと考えます。 但し、症状によっては、主治医の判断で再貼付の指示が出ることもありますので、病院がやっている時間帯であれば相談するようにしましょう。 3-4. そのため、それ以上時間をかけて貼っていてもお薬としては、効果は期待できず意味がないといえます。 そのため、1日1回、貼り替えるようにしましょう。 3-5. 赤ちゃん、小さなお子さんに使用しても大丈夫? 生後6ヶ月の小さなお子さんから効果と安全性が確認されており、医師の指示のもと使用することができます。 そのため赤ちゃんや小さなお子さんに使用することもありますのでご安心下さい。 但し、年齢や体重によって、ホクナリンテープの規格が違います。 テープで気軽に貼れるからといって、同じ症状だとしても自己判断で、親や兄弟間で家に残っている薬を使用するなどはせずに必ず医師に相談するようにしましょう。 3-6. 使用期限はどれぐらい? ホクナリンテープの袋に期限が印字されています。 但し、高温や直射日光を避け、袋を開封しないでの期限となりますので、注意しましょう。 症状によって、それに合わせた治療を受ける必要があります。 自己判断で残っているお薬を使用せずに、早めに医療機関を受診するようにしましょう。 4. 市販でホクナリンテープは購入できる? 残念ながら、現状、ドラッグストア等、 市販ではホクナリンテープと同様のお薬は販売されていません。 そのため、ホクナリンテープは、医療機関を受診し、医師の診察の上、必要と判断された場合に処方せんで指示があり使用するお薬です。 市販薬では限られたものしかありません。 また、喘息治療においては、抗炎症作用をもつ吸入ステロイドによる治療が基本ですが、市販では吸入ステロイドは販売されていません。 喘息発作は命に関わることもあるので、症状が続く場合や、お薬を服用しても発作が治まらない場合には早めに医療機関を受診し、診察してもらうことが大切です。 5. おわりに 今回は、喘息の治療に用いられる、ホクナリンテープの正しい効果・使い方を解説するとともに、実際に相談をうけたことがある使い方に関する内容にお答えするかたちで、説明しました。 ホクナリンテープは、貼るタイプのお薬で持続的に作用し、使いやすいことから幅広く使用されるお薬です。 参考) ホクナリンテープ インタビューフォーム ホクナリンテープ マイランEPD合同会社.

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ホクナリンテープ(ツロブテロールテープ)とビソノテープ(ビソプロロール)の関係

ツロブテロール テープ

ツロブテロールテープは、ホクナリンテープのジェネリック医薬品になります。 成人の方に処方する場合は、主に喘息やCOPDの長期管理のお薬になります。 しかし吸入薬は、しっかりと吸入ができないと全く効果を発揮しません。 そのため吸入するのが難しい小児や認知症の方などでは、今でもツロブテロールテープを中心に治療をすることが多いです。 また赤ちゃんなどは、吸入も内服もなかなか難しいと思います。 ツロブテロールテープは急性気管支炎に対しても効果があります。 急性気管支炎、つまりは咳などの風邪に対してもツロブテロールテープが使われることがあります。 先発品のホクナリンテープとジェネリック医薬品であるツロブテロールテープは効果や副作用に差はないのですが、ツロブテロールテープの方が粘着力が弱いという弱点があります。 ここでは、ツロブテロールテープの効果と特徴についてまとめていきたいと思います。 1 .ツロブテロールテープの効果のメリット・デメリット <メリット>• 乳幼児の咳の症状の改善に使用される <デメリット>• テープかぶれなどの副作用がある 成人の喘息の治療薬は、• 毎日治療することで喘息の症状や発作が出現することを予防する長期管理薬• 喘息発作が出たときの発作治療薬 の2つに大まかに分けられます。 このうちツロブテロールテープは、長期管理に適したお薬です。 喘息のガイドラインでは、最も軽症な方は吸入ステロイドのみで加療することとなっています。 その次はステロイドの吸入量を増やすとともに、• 抗ロイコトリエンの内服• テオフィリンの内服 の併用が推奨されています。 一方でどうしても吸入ステロイドが使用できない場合は、内服やテープで喘息を加療することになります。 どうしても吸えない場合は成人の場合は、認知症が強い高齢者が多いです。 こういった方にツロブテロールテープとして貼ることが多いです。 一方で小児の喘息は、軽症の場合は内服薬でコントロールしていきます。 一方で吸入が上手くできないお子さんでは、ツロブテロールテープを処方される機会が多いです。 軽度の発作時は、このツロブテロールテープを貼って様子を見ることもあります。 ツロブテロールテープが使えるもう一つの疾患であるCOPDのガイドラインでは、• 抗コリン薬 の吸入薬が第一選択となります。 つまりCOPDも喘息同様に、吸入薬が主流になっています。 このためCOPDも喘息同様に、吸入が難しい人にツロブテロールテープは処方されます。 さらにツロブテロールテープは、乳幼児でもよく処方されています。 赤ちゃんは薬を飲ますのも一苦労だと思います。 無理にお薬を飲まそうとして、逆に暴れて吐いちゃった経験などはないでしょうか?両親が早く治って欲しいと思う一方、赤ちゃんは飲みたくないものは吐き出そうとします。 このためツロブテロールテープは、急性気管支炎に対して適応があります。 そのため、咳をしているお子さんには積極的に処方されるお薬です。 吸入薬の方がツロブテロールテープより直接気道に成分が作用します。 このため効果も高いですし、副作用も少ないです。 しかし吸入が上手くできなければ、全く意味がない薬です。 一方でツロブテロールテープは、貼れば確実に効果が出るお薬です。 ただしテープで注意が必要なのは、テープかぶれです。 また汗をかきやすい場所に貼ってはがれてしまったら効果がないので注意しましょう。 ツロブテロールテープは、吸入や内服が上手くできないご高齢の方や小児の方のまさに救世主として活躍しています。 2.ツロブテロールテープの剤形と用量とは? ツロブテロールテープは、0. 5mg・1mg・2mgの3種類があります。 これを1日1回貼ることで効力を発揮するお薬です。 ツロブテロールテープは、気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫の呼吸困難などの症状の改善に適応があるお薬です。 成人:2mg• 5~3歳未満:0. 5mg• 3~9歳未満:1mg• 9歳以上:2mg ツロブテロールテープを1日1回、胸や背中、上腕部のいずれかに1日1回貼り付けます。 ただしお子さんは、同じ年齢でも体格には差があります。 体重の目安としては、15kg以下は0. 5mg、15~30kgは1mg、30kg以上は2mgを目安にしてツロブテロールテープを貼るようにします。 1回ツロブテロールテープを貼れば、24時間効果が持続します。 成分のツロブテロールが結晶としてテープに含まれており、ゆっくり溶け出すことで持続するのです。 一方でゆっくり溶け出すため即効性はなく、血中濃度が最も高くなるのはテープを貼った11~13時間後です。 ピークを過ぎると徐々に量は低下していきます。 そのため喘息発作が早朝など起こる人は、寝る前に貼るなどうまく調整することが必要です。 3.ツロブテロールテープの薬価とは? ツロブテロールテープはジェネリック医薬品として先発品であるホクナリンテープの6~7割の薬価で購入できます。 ツロブテロールテープは、ジェネリック医薬品として様々な製薬会社から発売されています。 主な薬価ですが <先発品> 商品名 薬価 3割負担 ホクナリンテープ0. 5mg 38. 9 11. 7 ホクナリンテープ1mg 53. 2 15. 9 ホクナリンテープ2mg 73. 8 22. 1 <後発品(ジェネリック)> 商品名 薬価 3割負担 ツロブテロールテープ0. 5mg 18. 1 5. 4 ツロブテロールテープ1mg 34. 9 10. 5 ツロブテロールテープ2mg 45. 4 13. ツロブテロールテープは、1日1回貼って効果を発揮します。 ツロブテロールテープは、先発品のツロブテロールテープの6~7割の薬価になります。 4.ツロブテロールテープの副作用の特徴 ツロブテロールテープの臨床試験で最も多かった副作用は、大人では「手の振るえ・動悸」と言われています。 一方で小児では、貼った部位の痒みがあります。 ツロブテロールテープの副作用はどれくらいあるのでしょうか?先発品であるホクナリンテープの添付文章をみてみましょう。 成人601例中、副作用は75例(12. 主な副作用としては、• 振戦23件(3. 心悸亢進16件(2. そう痒症15件(2. 接触性皮膚炎15件(2. 一方、小児では401例中41例(10. 主な副作用は、• 紅斑21件(5. そう痒症19件(4. 接触性皮膚炎10件(2. 副作用の一番の対策は、これらの副作用が起こると知っておくことです。 手がいきなり振るえたり、胸がドキドキしたりすると、副作用を知らないと慌ててしまうかと思います。 しかし副作用のことを知っておけば、落ち着いて対応できます。 基本的に最初は症状が出現しても、徐々に落ち着くことが多いです。 症状が強ければツロブテロールテープを剥がせば、数日でもとに戻ります。 剥がしても手が振るえ続ける、ドキドキがとまらない場合は、薬の副作用以外を考えた方が良いでしょう。 一方で小児では、貼り薬の副作用特有の皮膚トラブルに悩まされることが多いです。 これに対しては後で細かくみていきましょう。 またツロブテロールテープでは、電解質の一つであるカリウムが低下することが報告されています。 普通に食事している分には野菜や果物に多く含まれているため、まず問題になることはありません。 しかし食事量が減ってきた高齢者などでは、注意が必要になります。 これらの結果は、ツロブテロールテープを毎日1回吸入した場合です。 悪心、嘔吐• 低カリウム血症及び高血糖等 などが強く生じることがあります。 注意しましょう。 5.ツロブテロールテープと飲み合わせが悪い薬や病気 ツロブテロールテープを使用してはいけない薬や病気はありません。 ツロブテロールテープは使用していけない病気はありません。 併用注意としては、• 甲状腺機能亢進症の患者〔症状が悪化するおそれ〕• 高血圧症の患者〔血圧が上昇することがある〕• 心疾患のある患者〔心悸亢進、不整脈等があらわれることがある〕• 糖尿病の患者〔糖代謝が亢進し、血中グルコースが増加するおそれ〕• アトピー性皮膚炎の患者〔貼付部位にそう痒感、発赤等があらわれやすい〕 とあります。 またこれらの病気が重症な場合は、しっかりとお薬によって症状がコントロールされていることが多いです。 このため、これらの病気でツロブテロールテープが使えないということは少ないです。 また、ツロブテロールテープが併用できないお薬もありません。 注意するお薬としては、• 交感神経刺激剤• キサンチン誘導体• ステロイド剤• 利尿剤(サイアザイド系利尿剤・サイアザイド系類似利尿剤・ループ利尿剤) となっています。 特にキサンチン誘導体とステロイドは、COPDや喘息が急性増悪したときに使用することが多いです。 これらのお薬と併用することによって低カリウム血症のリスクが高まりますが、普通に食事を摂取している人では心配はまず必要ありません。 食事がとれないような方でこれらの治療を使用する場合は、入院する場合が多いです。 また利尿剤は、尿と一緒にカリウムが一緒に出ていってしまうお薬です。 そのため利尿剤を投与している方は、定期的に採血でカリウムを調べていることが多いです。 6.ツロブテロールテープは高齢者・妊婦・小児も安全? ツロブテロールテープは、高齢者・妊婦・小児でも使用できるお薬です。 まず高齢者ですが、ツロブテロールテープの添付文章では、 一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。 となっております。 しかしCOPDは長年タバコを吸い続けてなる病気です。 そのため、ツロブテロールテープを使用しているのは多くの方は高齢者だと思います。 また妊婦・授乳中の方ですが、 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験(マウス)で催奇形作用が報告されている。 ) と記載されています。 催奇形と書かれるとぎょっとしてしまうかもしれませんが、これは吸入する何百倍もの量を血液に投与したことで認められたものです。 そのためツロブテロールテープは妊婦や授乳中の方でも多く使われています。 ツロブテロールテープは多くの乳幼児の方に使用されているお薬です。 小児の方に長期投与しても安全性が確認されています。 添付文章では 使用成績調査並びに特別調査における小児への長期投与症例(3ヵ月以上:170例,6ヵ月以上:74例,1年以上:33例)において,適用部位の副作用が5例6件に認められたが,長期投与に起因すると考えられる遅発性の副作用は認められなかった となっています。 乳幼児の方の中でも6か月未満だと安全性が確認できていないという心配な一文があります。 しかし6か月未満で安全性が確認されているお薬の方が少ないです。 一方でツロブテロールテープを絶対に貼らなければいけない状況は6か月未満の方は少ないと思います。 乳幼児で処方される方は咳がしている=急性気管支炎の時かと思います。 これは数日で治ることが多いです。 ツロブテロールテープは症状は改善しますが、これでばい菌をやっつけるわけではありません。 そのため乳幼児で副作用が気になる方はあえてツロブテロールテープを貼る必要はありません。 この辺りは両親が心配なら医師にその旨を伝えましょう。 7.ツロブテロールテープとホクナリンテープの効果と副作用の比較 先発品・ジェネリックの効果と副作用は、大きな違いはないと考えられます。 ただし、ジェネリック医薬品であるツロブテロールは、粘着力が弱いという欠点があります。 先発品のホクナリンテープを後発品のツロブテロールテープに変えれば、薬価が安くなります。 多くの方が気になるのは、先発品とジェネリック医薬品で効果と副作用が同じかどうかだと思います。 ジェネリック医薬品では、有効成分は先発品とまったく同じものを使っています。 ですから、効果や副作用の大まかな特徴は同じになります。 先発品とジェネリック医薬品の違いは、薬を作るときの製造技術です。 多少の薬の効き方の違いはあるとはいえ、誤差はとても小さいお薬になります。 ツロブテロールテープとホクナリンテープが、薬の効き方が治療に大きな影響を及ぼすことはありません。 ただし効果以外の点で安くするために、ツロブテロールテープは粘着力が弱くなっています。 そのためツロブテロールははがれやすい、もしくはしっかりくっつかない人もいます。 貼り薬はしっかり貼られないと効果が半減してしまいます。 ツロブテロールテープの方が剥がれやすいことは、喘息のガイドラインでも注意されています。 また製造技術でも違いがあります。 先発品であるホクナリンテープは結晶型が徐々に分子型になりじわじわと浸透する特殊な技術を取り入れています。 後発品であるツロブテロールテープにはない技術です。 ホクナリンテープでは問題なかったのに、動悸がしたり、手の震えがでてくることがあります。 ジェネリック医薬品として発売されているので、一定の基準は満たされています。 そのため大きな違いはないのですが、細かい違いは避けれらません。 ジェネリックに変えてみて気になる方は、先発品であるホクナリンテープに戻した方が良いと思います。 ジェネリック医薬品について詳しく知りたい方は、「」をお読みください。 8.ツロブテロールテープが向いてる人は?• 喘息やCOPDで吸入薬が使用できない方• 乳幼児で咳をしてる方 喘息もCOPDも、現在は内服薬ではなく吸入薬が治療の中心となっています。 気管支に直接作用するため、効果も高くて副作用も少ないためです。 そのためツロブテロールテープが使われるのは、「吸入薬が上手く吸えない人」というのが必須条件かと思います。 副作用の出現頻度としては、 経口薬>貼り薬>吸入薬 といわれていることから、ツロブテロールテープは吸入できない人に積極的に使用されています。 また乳幼児では、吸入薬も飲み薬も難しいことも多いと思います。 ツロブテロールテープは貼るだけで効果を発揮するため、一番簡単に投与できるお薬です。 確実に投与することもできます。 ツロブテロールテープは、気管支炎に対しても適応があるお薬です。 気管支を広げることで、結果として気管支の収縮をおさえ咳反射を抑制します。 また、せまくなっている気管支が長い間広がるため、息の通りが良くなって息苦しさも良くなります。 このようにツロブテロールテープは、乳幼児を中心としたお子さんや認知症があって吸入ができない高齢者など、多くの患者さんの救世主として使われているお薬です。 注意点としては、後発品であるツロブテロールテープは先発品であるホクナリンテープと比べて、• 粘着力が弱い• 主成分であるツロブテロールが急激に吸収される の2点が問題になります。 最初からツロブテロール処方されてこれらの点が気になる方は先発品であるホクナリンテープを試してみると良いかもしれません。 まとめ <メリット>• 乳幼児の咳の症状の改善に使用される <デメリット>• テープかぶれなどの副作用がある 後発品であるツロブテロールは先発品と比較して• 粘着力が弱い• 主成分であるツロブテロールが急激に吸収される が問題になります。 2017年3月22日 カテゴリー• 1,162• 月別アーカイブ•

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