ホンダ ジェイド。 ホンダ・ジェイド (オートバイ)

ホンダ・ジェイド (オートバイ)

ホンダ ジェイド

製造国 販売期間 中国: - 日本:2015年2月13日 - (発表:2015年2月12日) 6名 ( 2015年2月-) 5名 ( 2018年5月-) 5ドア 5ドア 1. 5Lターボ車:型: 1,496cc ( 2015年5月-) ハイブリッド車:LEB型: 1,496cc 直列4気筒 直噴DOHC 駆動方式 ハイブリッド車: H1型:交流 1. からでによって製造・販売が行われており(中国名:「杰德」)、2月よりでの生産(日本国内向けと向けは埼玉製作所狭山完成車工場〈通称:工場〉が担当)・販売が行われている。 概要 [ ] ジェイドはのに出展された「Concept S」の量産車となる車種で、中国市場に主眼を置きつつも他地域への投入も視野に入れて開発されたである。 ホンダの開発担当者は、開発の初期段階から先々代(3代目)・先代(4代目)とを統合した車種と位置づけて開発したとしている。 2015年2月から日本でも販売を開始した。 日本仕様車は当初は3列シート車のみの設定で、パワートレインは販売開始当初、エンジンをベースにした「」を採用した専用車種として発売され、日本でのグレード体系は標準仕様の「HYBRID」と上級仕様の「HYBRID X」が用意された。 なお、標準仕様の「HYBRID」は燃費で25. インテリアについては2列目シートのセンター側に固定式の大型アームレストを採用し、左右斜め内側にシートが後退する「Vスライド機構」を採用した「2列目Vスライドキャプテンシート」を全車に標準装備している。 過去にやに採用されたルーフエンドのウィンドウを採用し、デザインに個性を持たせるだけでなく3列目シートの開放感の向上に貢献し、さらに3列目の頭上空間にゆとりをもたせることを実現した。 3列目シートは5:5の分割床下格納機構が備わり、ラゲッジスペースを拡げることも可能である。 装備面では安全運転支援システム「(ホンダ センシング)」が採用されている。 「Honda SENSING」は(CMBS)・ACC(アダプティブ・)・LKAS()・路外逸脱抑制機能・誤発進抑制機能・先行車発進お知らせ機能・認識機能で構成されており、フロントエンブレム裏に設置したとフロントウィンドウ内に設置した単眼カメラの2つのセンサーを備えている。 同年5月には日本仕様車にガソリン車「RS」を追加した。 「RS」は5代目に搭載された 1. 5 L TURBOエンジンであるL15B型を採用。 直噴システムに加え、小径タービンやデュアルVTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)などの採用により低回転域でのターボ効果の向上を図ったことで乗用域でHonda車の2. 4 Lエンジン並みのトルクを発生。 併せて、吸気量をきめ細かくコントロールできるターボエンジンの強みを最大限に活用し、燃焼効率の良い領域を維持・拡大することでJC08モード燃費で18. 加えて、とそれを支えるキャップの剛性を向上するなどしてノイズや振動の伝達を抑制し、静粛性も実現している。 トランスミッションは小排気量ターボエンジンに合わせて新たに開発されたパドルシフト(7スピードモード)付CVTを採用している。 2018年5月の日本仕様のマイナーモデルチェンジにおいて、中国仕様車に設定されていた2列シート5人仕様が新たに設定された。 2列シート5人乗り仕様では、2列目シートが大型リアセンターアームレスト付の6:4分割可倒式ベンチシートとなり、ドリンクホルダーやポケットを備えた反転テーブルも装備される。 年表 [ ] 2012年4月23日 2012年にてコンセプトモデル「Concept S」を世界初披露。 2013年9月6日 中国で販売を開始。 2015年1月8日 日本で発売することを発表し、併せて同社ウェブサイトにて先行公開した。 2015年2月12日 日本市場向け「ジェイド」を発表。 (2月13日発売) ボディカラーは、「HYBRID」に「ホワイトオーキッド・パール(有料色)」、「モダンスティール・メタリック」、「クリスタルブラック・パール」、「プレミアムブルーオパール・メタリック(有料色)」の4色を設定。 「HYBRID X」ではさらに「スーパープラチナ・メタリック(有料色)」、「プレミアムディープロッソ・パール(有料色)」、「マンダリンゴールド・メタリック」(新色)の3色を加えた全7色を設定した。 2015年5月21日 ガソリン車の「RS」を追加。 (5月28日発売) 「RS」は専用のパワートレインやシャシーセッティングに加え、専用の外内装も採用しており、外装ではテールゲートと同じくRSエンブレムをあしらったメッシュタイプのフロントグリルをはじめ、フォグライトガーニッシュ・アウタードアハンドル・テールゲートモールにダーククロムメッキを、ホイールには中空構造のレゾネーター(消音装置)をホイールを取り巻くように装着することでのつなぎ目を越える際や、粗い路面・高速道路の段差乗り越え時などにタイヤ内部で発生する共鳴音(ロードノイズ)を共鳴吸収効果によって抑える17インチノイズリデューシングアルミホイールをそれぞれ採用。 内装ではファブリックとプライムスムースのコンビシートを採用し、内装色はブラックとブラウンから選択可能。 本革ステアリングとブラックシートにはレッドステッチを施したほか、ペダル類は専用デザインを採用した。 ボディカラーは「プレミアムブルーオパール・メタリック(有料色)」を除く6色が「HYBRID X」と共通のほか、「RS」専用色として「コバルトブルー・パール」を設定し全7色から選択可能とした。 2017年5月 ボディカラーの設定を変更。 「RS」、「HYBRID X」に設定の「マンダリンゴールド・メタリック」と、ハイブリッド車専用色「プレミアムブルーオパール・メタリック(有料色)」の設定が廃止された。 2018年3月8日 同年5月にマイナーモデルチェンジを実施することを発表し、ホームページで先行公開を実施。 2018年5月17日 発売当初から極めて販売不振であったため、生産終了が検討されたが、マイナーモデルチェンジをした上で販売が継続された。 (5月18日発売) キャッチフレーズは「NEW STYLE WAGON」で、CMソングにはの「」が起用された。 既採用の「Honda SENSING」は歩行者事故低減ステアリング機能が追加され、従来はメーカーオプション設定だった「RS」にも標準装備された。 全タイプ標準装備化に伴い、「RS」は「RS・Honda SENSING」、既に標準装備済みの「HYBRID X」は「HYBRID X・Honda SENSING」にそれぞれ改名された。 また、前述のとおり、中国仕様車に設定されていた2列シート5人乗り仕様が日本仕様車にも設けられ、「G・Honda SENSING」と「HYBRID RS・Honda SENSING」が追加され、「RS・Honda SENSING」は3列シート6人乗り仕様から2列シート5人乗り仕様に変更。 併せて3列シート6人乗り仕様にはガソリン車の「X・Honda SENSING」が追加された。 「RS」系タイプはヘッドライトをインラインタイプのLEDに、フロントグリルをハニカムメッシュタイプに、アルミホイールを新デザインの18インチにそれぞれデザインの変更を実施した。 ボディカラーの設定を変更。 「ホワイトオーキッド・パール(有料色)」に替わり「プラチナホワイト・パール(有料色)」、「プレミアムディープロッソ・パール(有料色)」に替わり、「プレミアムクリスタルレッド・メタリック(有料色)」を新設定したほか、従来「RS」専用色であった「コバルトブルー・パール」は「X」系タイプにも設定を拡大。 「RS」系には新開発色である「プレミアムクリスタルオレンジ・メタリック(有料色)」を専用設定し、「X」系タイプは全6色、「RS」系タイプは全7色を設定した。 また「G・Honda SENSING」を除くタイプには有料色として「ブラックルーフ」仕様6パターンを新設定(クリスタルブラック・パールを除く6色に設定。 このうち、「プレミアムクリスタルオレンジ・メタリック&ブラックルーフ」は「RS」系専用設定) メカニズム面の変更点として、「RS・Honda SENSING」はCVT制御が新たに採用され、全開加速ステップアップシフト制御とブレーキ時ステップダウンシフト制御を追加。 ハイブリッド車は「SPORT HYBRID i-DCD」のギアレシオと駆動力制御を見直す改良がおこなわれ、全タイプにパドルシフトを装備。 「RS・Honda SENSING」と「X・Honda SENSING」にはリアのダブルウィッシュボーンサスペンションをはじめとするダンパーセッティングの見直しも行われた。 なお、今回のマイナーモデルチェンジでハイブリッド車の廉価仕様であった「HYBRID」が廃止された。 2020年7月をもって生産終了のアナウンス。 車名の由来 [ ] ジェイドはで(ひすい)を意味する。 - レスポンス 2015年2月13日• プレスリリース , 本田技研工業株式会社, 2012年4月23日 ,• 2013年9月6日. 2015年1月8日閲覧。 プレスリリース , 本田技研工業株式会社, 2015年1月8日 ,• プレスリリース , 本田技研工業株式会社, 2015年2月12日 ,• 「ホンダ ジェイド カタログ」、2015年1月発行。 151JA-K-1501、本田技研工業株式会社• プレスリリース , 本田技研工業株式会社, 2015年5月21日 ,• 「ホンダ ジェイド カタログ」、2015年5月発行。 B411JA-1550-000 1505、本田技研工業株式会社• 「ホンダ ジェイド カタログ」、2017年5月発行。 B411JA-1551-000 1705、本田技研工業株式会社• プレスリリース , 本田技研工業株式会社, 2018年3月8日 ,• プレスリリース , 本田技研工業株式会社, 2018年5月17日 , 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 外部リンク [ ]• (中国語) この項目は、に関連した です。

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ホンダ ジェイド

2015年2月に「6人乗りの新型乗用車」として発売された、ホンダ「ジェイド」。 だが、その売れ行きはかんばしくなかった。 発売時点での1か月の販売計画は3,000台に設定されていたが、2017年の月販平均は166台にとどまる。 目標台数のわずか5. 5%まで落ち込んだ。 2015年に発売された、初代 ホンダ「ジェイド」 失敗の原因は、ユーザーの期待から外れた製品になっていたことだ。 ジェイドは3列目シートを備えるワイドボディの3ナンバー車だが、全高は1,550mmを下まわる。 そのために、3列目シートの居住性は狭い。 補助席といって差し支えないだろう。 仮に大人6人でフル乗車した際の3列目の同乗者は窮屈で、移動は短距離に限られてしまう。 2列目シートは、頭上と足元空間は相応に確保されているが、座面の奥行き寸法が1列目シートに比べて55mm短い。 そのために、座ると太もも部分のサポート性が悪かった。 快適に座れるのは、1列目シートだけだ。 多人数乗用車といえば、広い室内で全員が快適に過ごせて、さらに荷物も詰めるミニバンが基本と考えるユーザーの期待には応えられなかった。 ジェイドは、実際にステアリングを握れば、低重心のボディによって走行安定性は高く、峠道をスポーティーに走っても実に楽しいクルマだ。 だが、6人乗りの多人数乗用車にそのような走りのよさは求められず、ジェイドのすぐれた走行性能は理解されないまま販売の低迷をまねいた。 しかし、売れないからといってこのまま放置することはできない。 ジェイドは中国でも販売されているが、日本で売れないと車両の開発費用を含めた収支が合わなくなる。 そこで、2018年5月に大規模なマイナーチェンジが施された。 2018年にマイナーチェンジを受けた新型「ジェイド」では、RSが2列シート専用グレードとなり、ハイブリッドモデルが設定されている。 また、1. 5Lターボ [2列シート] G Honda SENSING :2,398,680円 [2列シート] RS Honda SENSING:2,558,520円 [3列シート] X Honda SENSING :2,748,600円 ・1. 5Lハイブリッド [2列シート] HYBRID RS Honda SENSING:2,898,720円 [3列シート] HYBRID X Honda SENSING :3,088,800円 上記のように、新型ジェイドは新たに設定された2列シート車が中心のラインアップとなっている。 主役は、スポーティーグレードの「RS」だ。 先代で埋もれていたジェイドの「走りの魅力」を掘り起こすことをねらっており、メーカーでは新型ジェイドの販売の約70%をRSグレードが担うと考えているという。 今回、試乗した新型ジェイドのグレードは、注目のRSの中で1. 5Lターボエンジンを搭載する「RS Honda SENSING」だ。 今回、新型ジェイドを以下の項目において5段階で採点して、評価したい。 前方はボンネットが見えず、斜め後方の視界はよくない。 新型「ジェイド」のRSモデルには、18インチタイヤが装着されている 最小回転半径は、16、17インチタイヤ装着車は5. 5mだが、18インチタイヤを装着するRSは5. 7mと、やや大回りだ。 ホンダ 新型ジェイドの内装(質感/スイッチの操作性とメーターの視認性) 新型「ジェイド」のインパネ インパネは、エアコンスイッチが比較的高い位置に装着されていて操作性が高いことや、質感のよさなどは先代と変わらない。 新型ジェイドのデジタルメーター メーターも先代と同様に、運転席側のやや奥まった位置にデジタルメーターが装着されている。 メーターのデジタル表示は、人によって好みが分かれるところではあるものの、メーターを確認する際には視線移動が少なく、視認性は良好だ。 スイッチの操作性やデジタルメーターの視認性も、満足できるものとなっている。 ホンダ 新型ジェイドの居住性&荷室(前後席の居住性/荷室の広さと使い勝手) 新型ジェイドのフロントシート 新型ジェイドのフロントシートは、座面や背もたれの高さに余裕がある。 座り心地はしなやかで、背もたれが左右に張り出しているので、安定した姿勢で運転できる。 また、腰も張り出したサポートによってしっかりと支えてくれるので、長距離移動も快適だ。 新型ジェイドの2列シート車のリアシートは、フロントシートよりも快適と感じるほどの座り心地となっている ジェイドの3列シート車は、リアシートの座面が短くて座り心地が硬く、3列目シートは頭上と足元の空間がとても狭いことから、ユーザーからの評価を著しく下げた。 だが、2列シート車のリアシートは、3列シート車のリアシートに比べて、とても快適だ。 2列シート車のリアシートは、前後のスライド機構などを省いて座面を固定させている。 そのために、座り心地はふっくらと柔軟に仕上げられており、座った印象はフロントシートよりも快適なのではと感じるほどだ。 座面の奥行きや背もたれの高さも十分で、とてもリラックスして座ることができる。 ジェイドのリアシートには、アームレストと反転テーブルが格納されている 背もたれの中央部分を前側に倒すとアームレストになり、座面の前側を反転させればドリンクホルダーと小さなテーブルが現れて、快適にくつろぐことができる。 ちなみに、反転テーブルは1999年に発売されたホンダ「アヴァンシア」へ採用された機構に似ている。 新型「ジェイド」のリヤゲートは、後方にスペースがなくとも上方に開くことができるので、縦列駐車の際や車両後方の壁が近いときにも開けることができて便利だ ラゲッジルームは、はリヤゲートの使い勝手にすぐれている。 ヒンジが前寄りに装着されていて「く」の字型に開くから、リヤゲートが後方へ張り出しにくい。 たとえば、縦列駐車をしているような状態でも、リヤゲートの開閉がしやすいのが特徴だ。 2列シート車は、3列シート車に比べてわかりやすい魅力を持っている。 ホンダ 新型ジェイドの走行性能(動力性能/走行安定性) 新型「ジェイド」RSモデルに搭載されている1. 5L直4ターボエンジンは、RS専用のセッティングとして、高回転域の加速フィーリングの向上や、制動時にエンジン回転を上げる制御などの改良が施されている 改良が施されたジェイドRSの1. 5L直4ターボエンジンは、1,400rpm以下では駆動力が落ち込みやすいが、1,500rpmを超えれば扱いやすく、幅広い回転域で2L NAエンジンにも匹敵するほどの動力性能を発揮する。 さらに、4,500rpm付近からは回転上昇がより活発になって、スポーティーな運転を楽しめる。 新型「ジェイド」RSモデルの走行イメージ 走行安定性は、初代ジェイドと同様に新型もすぐれている。 「N-BOX」などの軽自動車も含めて、最近のホンダ車は安定性と乗り心地のバランスがよくなったが、その先駆けがジェイドと言えるだろう。 新型「ジェイド」RSモデルの走行イメージ 新型ジェイドは、初代の走行安定性をさらに向上させており、ステアリングに対してクルマの向きが正確に変わる。 峠道を走った際も、旋回軌跡を拡大させず、確実に回り込んでいく。 後輪も落ち着いており、万が一横滑りしたときにも挙動の変化が穏やかだから、運転がしやすい。 スポーティーな運転感覚と走行安定性を両立させている。 5Lターボエンジンを搭載している。 操舵感と走行安定性にすぐれており、スポーティーな走りを安心して満喫することができる。 だが、足まわりが柔軟に伸縮するので、粗さは抑えられている。 足まわりの取り付け剛性を高めて、適正な作動で滑らかに伸縮させることにより、走行安定性が向上している。 新型ジェイドは、走りのよさと快適な乗り心地を両立できる。 ロードノイズはおおむね静かだが、2,000rpm以下では少しゴロゴロとした印象を受ける。 新型ジェイドは、走りのよさと乗り心地のバランスがうまく取れているクルマだ。 ホンダ 新型ジェイドの安全&快適装備 新型「ジェイド」には全車「Honda SENSING」が採用されている 新型ジェイドでは、ミリ波レーダーと赤外線レーザーをセンサーに使う「Honda SENSING」を全グレードに標準装備している。 歩行者を検知して緊急自動ブレーキを作動させることができ、状況に応じてパワーステアリングの制御も行う。 また、車間距離を自動制御できるクルーズコントロールなども装着した。 ホンダ 新型ジェイドの価格の割安感 ジェイドのライバル車であるスバル「レヴォーグ」 新型ジェイドのライバル車と、価格を比較してみよう。 スバルのミドルサイズワゴン「レヴォーグ」で、1. 6Lターボエンジンと4WDを搭載した「1. 6GT EyeSight」の価格は2,862,000円。 対して、1. 5Lターボエンジンを搭載した2WDの「ジェイド RS Honda SENSING」は2,558,520円なので、エンジンと駆動方式を考えれば、おおむね妥当な価格と言える。 マイナーチェンジを受けた新型ジェイドの月販目標は、デビュー時の3,000台とは裏腹に500台と少ない台数が設定されているが、必ず達成しなければならない目標だ。 そのため、ライバル車の動向も見据えて割安な価格に設定された。 ちなみに、マイナーチェンジ前は3列シート車のRSで253万円だった。 ただし、Honda SENSINGがオプションでホイールも17インチと小さかったので、新型ジェイドは実質的に、若干値下げしていると考えてよいだろう。 ホンダ 新型ジェイドの総合評価 新型「ジェイド」RSモデルのイメージ 新型ジェイドは、4名で快適な移動を楽しみたいユーザーには最適だ。 リアシートの快適性は、マツダ「アクセラスポーツ」やトヨタ「カローラスポーツ」に勝り、スバル「レヴォーグ」や「インプレッサスポーツ」と同等か、あるいは少し上回っているほどだ。 走行安定性は、同クラスとしては平均的ではあるが高いレベルにある。 5Lターボエンジンの動力性能は、2Lクラスに匹敵するほどの余裕がある。 新型ジェイドは、マイナーチェンジ前と比べて個性がより明確になって魅力が高まり、選択肢がわかりやすくなった。 3列シートの設定があるがために、ミニバンとの比較で評価が著しく下がったクルマではあるが、家族4人全員が楽しくドライブするクルマとしては、高い魅力を備えていると言えるだろう。

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ホンダ「ジェイド」が2020年8月で生産終了決定。販売台数減少で全く売れない…今のところ後継モデルの予定も無ければ特別仕様車の販売予定も無し

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2015年2月に「6人乗りの新型乗用車」として発売された、ホンダ「ジェイド」。 だが、その売れ行きはかんばしくなかった。 発売時点での1か月の販売計画は3,000台に設定されていたが、2017年の月販平均は166台にとどまる。 目標台数のわずか5. 5%まで落ち込んだ。 2015年に発売された、初代 ホンダ「ジェイド」 失敗の原因は、ユーザーの期待から外れた製品になっていたことだ。 ジェイドは3列目シートを備えるワイドボディの3ナンバー車だが、全高は1,550mmを下まわる。 そのために、3列目シートの居住性は狭い。 補助席といって差し支えないだろう。 仮に大人6人でフル乗車した際の3列目の同乗者は窮屈で、移動は短距離に限られてしまう。 2列目シートは、頭上と足元空間は相応に確保されているが、座面の奥行き寸法が1列目シートに比べて55mm短い。 そのために、座ると太もも部分のサポート性が悪かった。 快適に座れるのは、1列目シートだけだ。 多人数乗用車といえば、広い室内で全員が快適に過ごせて、さらに荷物も詰めるミニバンが基本と考えるユーザーの期待には応えられなかった。 ジェイドは、実際にステアリングを握れば、低重心のボディによって走行安定性は高く、峠道をスポーティーに走っても実に楽しいクルマだ。 だが、6人乗りの多人数乗用車にそのような走りのよさは求められず、ジェイドのすぐれた走行性能は理解されないまま販売の低迷をまねいた。 しかし、売れないからといってこのまま放置することはできない。 ジェイドは中国でも販売されているが、日本で売れないと車両の開発費用を含めた収支が合わなくなる。 そこで、2018年5月に大規模なマイナーチェンジが施された。 2018年にマイナーチェンジを受けた新型「ジェイド」では、RSが2列シート専用グレードとなり、ハイブリッドモデルが設定されている。 また、1. 5Lターボ [2列シート] G Honda SENSING :2,398,680円 [2列シート] RS Honda SENSING:2,558,520円 [3列シート] X Honda SENSING :2,748,600円 ・1. 5Lハイブリッド [2列シート] HYBRID RS Honda SENSING:2,898,720円 [3列シート] HYBRID X Honda SENSING :3,088,800円 上記のように、新型ジェイドは新たに設定された2列シート車が中心のラインアップとなっている。 主役は、スポーティーグレードの「RS」だ。 先代で埋もれていたジェイドの「走りの魅力」を掘り起こすことをねらっており、メーカーでは新型ジェイドの販売の約70%をRSグレードが担うと考えているという。 今回、試乗した新型ジェイドのグレードは、注目のRSの中で1. 5Lターボエンジンを搭載する「RS Honda SENSING」だ。 今回、新型ジェイドを以下の項目において5段階で採点して、評価したい。 前方はボンネットが見えず、斜め後方の視界はよくない。 新型「ジェイド」のRSモデルには、18インチタイヤが装着されている 最小回転半径は、16、17インチタイヤ装着車は5. 5mだが、18インチタイヤを装着するRSは5. 7mと、やや大回りだ。 ホンダ 新型ジェイドの内装(質感/スイッチの操作性とメーターの視認性) 新型「ジェイド」のインパネ インパネは、エアコンスイッチが比較的高い位置に装着されていて操作性が高いことや、質感のよさなどは先代と変わらない。 新型ジェイドのデジタルメーター メーターも先代と同様に、運転席側のやや奥まった位置にデジタルメーターが装着されている。 メーターのデジタル表示は、人によって好みが分かれるところではあるものの、メーターを確認する際には視線移動が少なく、視認性は良好だ。 スイッチの操作性やデジタルメーターの視認性も、満足できるものとなっている。 ホンダ 新型ジェイドの居住性&荷室(前後席の居住性/荷室の広さと使い勝手) 新型ジェイドのフロントシート 新型ジェイドのフロントシートは、座面や背もたれの高さに余裕がある。 座り心地はしなやかで、背もたれが左右に張り出しているので、安定した姿勢で運転できる。 また、腰も張り出したサポートによってしっかりと支えてくれるので、長距離移動も快適だ。 新型ジェイドの2列シート車のリアシートは、フロントシートよりも快適と感じるほどの座り心地となっている ジェイドの3列シート車は、リアシートの座面が短くて座り心地が硬く、3列目シートは頭上と足元の空間がとても狭いことから、ユーザーからの評価を著しく下げた。 だが、2列シート車のリアシートは、3列シート車のリアシートに比べて、とても快適だ。 2列シート車のリアシートは、前後のスライド機構などを省いて座面を固定させている。 そのために、座り心地はふっくらと柔軟に仕上げられており、座った印象はフロントシートよりも快適なのではと感じるほどだ。 座面の奥行きや背もたれの高さも十分で、とてもリラックスして座ることができる。 ジェイドのリアシートには、アームレストと反転テーブルが格納されている 背もたれの中央部分を前側に倒すとアームレストになり、座面の前側を反転させればドリンクホルダーと小さなテーブルが現れて、快適にくつろぐことができる。 ちなみに、反転テーブルは1999年に発売されたホンダ「アヴァンシア」へ採用された機構に似ている。 新型「ジェイド」のリヤゲートは、後方にスペースがなくとも上方に開くことができるので、縦列駐車の際や車両後方の壁が近いときにも開けることができて便利だ ラゲッジルームは、はリヤゲートの使い勝手にすぐれている。 ヒンジが前寄りに装着されていて「く」の字型に開くから、リヤゲートが後方へ張り出しにくい。 たとえば、縦列駐車をしているような状態でも、リヤゲートの開閉がしやすいのが特徴だ。 2列シート車は、3列シート車に比べてわかりやすい魅力を持っている。 ホンダ 新型ジェイドの走行性能(動力性能/走行安定性) 新型「ジェイド」RSモデルに搭載されている1. 5L直4ターボエンジンは、RS専用のセッティングとして、高回転域の加速フィーリングの向上や、制動時にエンジン回転を上げる制御などの改良が施されている 改良が施されたジェイドRSの1. 5L直4ターボエンジンは、1,400rpm以下では駆動力が落ち込みやすいが、1,500rpmを超えれば扱いやすく、幅広い回転域で2L NAエンジンにも匹敵するほどの動力性能を発揮する。 さらに、4,500rpm付近からは回転上昇がより活発になって、スポーティーな運転を楽しめる。 新型「ジェイド」RSモデルの走行イメージ 走行安定性は、初代ジェイドと同様に新型もすぐれている。 「N-BOX」などの軽自動車も含めて、最近のホンダ車は安定性と乗り心地のバランスがよくなったが、その先駆けがジェイドと言えるだろう。 新型「ジェイド」RSモデルの走行イメージ 新型ジェイドは、初代の走行安定性をさらに向上させており、ステアリングに対してクルマの向きが正確に変わる。 峠道を走った際も、旋回軌跡を拡大させず、確実に回り込んでいく。 後輪も落ち着いており、万が一横滑りしたときにも挙動の変化が穏やかだから、運転がしやすい。 スポーティーな運転感覚と走行安定性を両立させている。 5Lターボエンジンを搭載している。 操舵感と走行安定性にすぐれており、スポーティーな走りを安心して満喫することができる。 だが、足まわりが柔軟に伸縮するので、粗さは抑えられている。 足まわりの取り付け剛性を高めて、適正な作動で滑らかに伸縮させることにより、走行安定性が向上している。 新型ジェイドは、走りのよさと快適な乗り心地を両立できる。 ロードノイズはおおむね静かだが、2,000rpm以下では少しゴロゴロとした印象を受ける。 新型ジェイドは、走りのよさと乗り心地のバランスがうまく取れているクルマだ。 ホンダ 新型ジェイドの安全&快適装備 新型「ジェイド」には全車「Honda SENSING」が採用されている 新型ジェイドでは、ミリ波レーダーと赤外線レーザーをセンサーに使う「Honda SENSING」を全グレードに標準装備している。 歩行者を検知して緊急自動ブレーキを作動させることができ、状況に応じてパワーステアリングの制御も行う。 また、車間距離を自動制御できるクルーズコントロールなども装着した。 ホンダ 新型ジェイドの価格の割安感 ジェイドのライバル車であるスバル「レヴォーグ」 新型ジェイドのライバル車と、価格を比較してみよう。 スバルのミドルサイズワゴン「レヴォーグ」で、1. 6Lターボエンジンと4WDを搭載した「1. 6GT EyeSight」の価格は2,862,000円。 対して、1. 5Lターボエンジンを搭載した2WDの「ジェイド RS Honda SENSING」は2,558,520円なので、エンジンと駆動方式を考えれば、おおむね妥当な価格と言える。 マイナーチェンジを受けた新型ジェイドの月販目標は、デビュー時の3,000台とは裏腹に500台と少ない台数が設定されているが、必ず達成しなければならない目標だ。 そのため、ライバル車の動向も見据えて割安な価格に設定された。 ちなみに、マイナーチェンジ前は3列シート車のRSで253万円だった。 ただし、Honda SENSINGがオプションでホイールも17インチと小さかったので、新型ジェイドは実質的に、若干値下げしていると考えてよいだろう。 ホンダ 新型ジェイドの総合評価 新型「ジェイド」RSモデルのイメージ 新型ジェイドは、4名で快適な移動を楽しみたいユーザーには最適だ。 リアシートの快適性は、マツダ「アクセラスポーツ」やトヨタ「カローラスポーツ」に勝り、スバル「レヴォーグ」や「インプレッサスポーツ」と同等か、あるいは少し上回っているほどだ。 走行安定性は、同クラスとしては平均的ではあるが高いレベルにある。 5Lターボエンジンの動力性能は、2Lクラスに匹敵するほどの余裕がある。 新型ジェイドは、マイナーチェンジ前と比べて個性がより明確になって魅力が高まり、選択肢がわかりやすくなった。 3列シートの設定があるがために、ミニバンとの比較で評価が著しく下がったクルマではあるが、家族4人全員が楽しくドライブするクルマとしては、高い魅力を備えていると言えるだろう。

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