あるすあるまる 前世。 エクス・アルビオ (えくすあるびお)とは【ピクシブ百科事典】

【バーチャルYoutuber】にじさんじ有ンチスレ13995【潜伏ロア信応援スレ】

あるすあるまる 前世

プロフィール 年齢 16歳 身長 147cm 誕生日 3月21日 得意魔法 雷 苦手魔法 炎 (火をつける程度しかできないとのこと) ファンの名称 トゲ丸 イラストレーター 公式紹介文 駆け出しの魔法使い。 魔法使いの世界は色々と大変らしく、その息抜きとして配信活動を行っている。 概要 グループ「」所属のバーチャルライバーであり、2019年7月下半期にデビューした。 同期にはとがおり、3人で というユニットを組んでいる(弄られ担当)。 もっちもちした愛らしい声と小気味の良い毒舌を備えた異世界出身のボクっ娘魔法使い。 にじさんじ初の魔法使いライバー(今まで魔法少女・魔女などは居たが)。 小動物のように警戒心が強くなにかあると物陰に隠れたりしがち。 かわいい。 しかしコメント欄やマシュマロによく騙されており本人は悔しがっている。 かなりの笑い上戸でツボに入ると鈴を転がしたようにコロコロ笑い、リスナーの笑顔を誘う。 少々 頭が大きく顔が丸い容姿からよろしく、リスナーから又は、からはなどと弄りを受ける。 深夜帯のゲーム配信がメインで、日によっては明け方近くまで遊んでしまうことも。 好きなゲームはFPS等人を床ペロさせるものとまったり系のゲーム。 あとマリカーも得意。 においての拠点である アルスの森にて持ち前のINTを発揮させた高い建築センスはまさに森に隠れ住む魔法使いそのもの。 巨大建築は勿論、回路に挑戦したり村を建てたりと、マルチ鯖にいながらソロワールドよろしくステキな試行錯誤を行なっているので是非覗いて欲しい。 管理している思い出博物館にはにじ鯖での他ライバーとの交流が日記のように保存されており、近頃は訪問者も増えてきた。 の配信ではよくに絡まれており、エビオはアルスのことを師匠と呼んでいる。 やり取りはチャットを通してのみであり双方の勘違いから起こる愉快なトラブルは必見。 しかし最近はアルスの勘の良さもあってチャットを挟む前に会話が成り立っているような一幕もありリスナーを驚愕させている。

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【バーチャルYoutuber】にじさんじ有ンチスレ13995【潜伏ロア信応援スレ】

あるすあるまる 前世

プロフィール 年齢 20歳 身長 約180cm 誕生日 8月1日 特技 土下座 ファンの名称 英友 イラストレーター 公式紹介文 突如バーチャル世界に降臨した、異世界の英雄。 元の世界に戻る方法を探しているが、ゲームにハマってしまって滞り気味。 概要 令和初となる所属のバーチャルライバーの一人(同期は)。 これまで、ファンタジー系で異世界出身のにじさんじメンバーは魔族や神などの人外であったが、人間の英雄( 勇者ではない)は初。 愛称は「 エビオ」。 一応、イケメンなのだが声質は少年役をよく演じる男性声優のようなやや幼い印象で、高めで明るい声。 この声に後述のクソガキムーブが入ることでショタキャラにも聞こえる不思議な魅力がある。 実際には彼のショタ要素を見出している。 魔法は使えないが、英雄としての実力に自身があるのか背中にある剣を使わずに拳で戦うらしい。 清楚イケメン枠を狙ってるだけあって顔に見合った優しい声と柔らかい口調なのだが…性格はあのから同族認定を食らうほどのクズ ポンコツ。 ヘタレな側面も併せてピンチになると即座に謝罪したり、リスナーを盾にしたりと畜生な一面が…。 本人曰く「英雄はだいたいこんなもの」らしい。 とはいえ、根は誠実なので反省点があればちゃんと受け止めた上で改善に務める努力家でもある。 配信スタンスとしては主にゲーム配信かマシュマロを用いるなどした雑談。 配信開始当初にプレイしていたのは「パズル&ドラゴン」ぐらいで、他はそれほどやりこんでいないか初見だった。 一応、あるゲームを除いてはやりこんでいないと嘯いていたが、実際には飲み込みの速さと柔軟な発想力で配信中に成長する傾向がある。 加えて、ホラーゲームに対する耐性が強いので不意打ちによる脅かしでなければ動じずにゲームを進行する。 ……しかし、初期に行ったに関しては絶望的なまでに下手くそだったことでリスナーを驚嘆させた。 実力はライバー活動開始当初はかそれ以下ぐらいだったが、流石に今はよりは上だとイキっている。 というか実際に「第2回にじさんじマリカ杯」では見事に準決勝まで勝ち進めるくらいには上達していた。 絵とモノマネのセンスが絶望的で、絵はなんとか特徴が掴んでいることがわかるのだが、目が死んでいる子供の絵のような絵を書くので、お題によっては誰なのかわからない時がある。 モノマネも恐ろしいくらいに似ていない物がほとんどを締めており、数少ない似ているものまねと言われている「」ですら、回を重ねるごとにクオリティが下がってきているほど。 勘が鋭く、洞察力があるため、ライバーによるドッキリもちゃんと周囲になにか問題がないかなどを確認して、自力で真実にたどり着けるくらいは頭の回転が速い。 とは大違いである。 ゲームでの英雄 念願の「パズル&ドラゴン」初配信では当時の「モンスターハンターコラボ」で「アカムトルム」と「黒龍ミラボレアス」を引く為のガシャを回すなどの内容となった。 が、ハズレレアである「ヤマツカミ」を気に入ったリスナーのせいでヤマツカミを使ってリスナーと数回マルチプレイをして、それで満足してもらい心置きなくミラボレアスと交換するという流れになった。 途中でがコメント欄に現れ、早速パズドラを布教。 本人は冗談のつもりだったがアッキーナは本当にインストールしてリセマラを開始。 この時、エクスは「ヤマツカミ」を勧めるクズっぷりを見せ、リスナーが急いで騙されていることを教えた…が、時すでに遅くアッキーナは「ヤマツカミ」を引いてしまった。 この結果に喜ぶエクズだが、アッキーナは無慈悲にリセマラ続行。 その後、3回ヤマツカミを引いたことを聴いては元気を取り戻すクズっぷりを見せていた。 後に様々なガチャ配信をしたがついにチャンピオンコラボガシャで爆死。 そのダメージはが行っていたあの「乳首でタップしてガシャを引く」邪教を実行するレベルであった。 後遺症も酷く、本人曰く「全部ヤマツカミ」と言わしめるラインナップであったデュエルマーズコラボガチャを何故か行う奇行が見られた。 初のではゲームの下手さ、ポンコツぶりを遺憾なく発揮し、すぐ遭難したり動物に殺されたりした。 が、次に参加した際には裏での練習(一回)によってかなり上達しており、3戦した中一度だけ信用しきってしまった相手の裏切りで死亡したがそれ以外では勝利をおさめた。 ではのくそざこマイクラを上回るくそざこっぷりを披露。 何回も死んだりする姿は新手のチャット荒らしと言われていた。 後輩にあたるをマイクラの初回配信で助けてもらったことから「師匠」と呼んでおり、その後の配信では共にの隠れ家を捜索したり、襲撃イベントをこなしたりと関わることが多い。 他にもに家を地下に隠されたり、から盗人呼ばわりされたりなどエクスのマイクラは見所が多く切り抜き動画が長時間になることも多い。 なお、初期には直下掘りしてはマグマにダイブする場面が見られたが、これはフォートナイトではよくある地面を掘っては直前に安全地帯を作る動作をマイクラで実行しようとしたためであることが後のフォートナイト配信で判明した。 どうやら得意分野はFPSのようで、PUBGとフォートナイトでは初心者と言いながら明らかに初心者とは思えない…むしろ、ブランクのある経験者としか考えられない動きをしていた。 また、配信中にゲームの腕が上達する場面もあるので、そこも見どころとなっている。 なぜかホラーゲーム配信で選ぶゲームの大半がバカゲーも兼ねており、正統派ホラーと呼べる作品は結構少ない。 その内、「もしも死ねぇ?」はリスナーによるワザップジョルノコピペによる波状攻撃のせいで腹筋が破壊され、危うく放送中止になりかけた。 主に関わりのあるライバー 三枝明那 先輩ライバーの中では唯一、最初から緊張せずにトークできたショタコン腐男子。 それもそのはず、三枝に関しては加入当初こそ敬っていたが、Discordでその旨を伝えたところ、「え?何の話?聞いてなかったわ。 お婆ちゃんの痛風の話だっけ?」とスルーされたことから、敬うことをやめたという経緯がある。 それでも仲が良いようで、お互いの配信でコメントやスパチャを投げたり、特に三枝が彼の配信コメントに出没する機会もたまに見られる。 だが、三枝はエクスに生意気なショタを見出しているようで、ある配信で「ショタ化ビーム」浴びせたい相手に選んだせいで時折、エクスのファンアートにショタ化したエクスが増えている。 事実、女性ライバーとの絡みでもたまに切り抜きに「おねショタ」タグをつけられることも…。 レヴィ・エリファ ファンタジー仲間でもある同期。 だが、普段のエクスを知るがゆえに彼が普通にレヴィの歌動画をツイッターで絶賛するとともに宣伝したときには驚いていた。 これまで、いろいろな要素が重なり、お互いの記念配信でのゲスト出演こそ果たしていたが2019年9月9日まで一度も同期だけのコラボを行っていなかった。 そして、初のコラボとなった「PORTAL2」ではエクスの柔軟な発想とレヴィの観察眼が見事に噛み合い、リスナーの予想に反して(?)サクサクとゲームを進めていった。 アルス・アルマル 後輩の一人。 Minecraftでは戦闘しかできないエクスを色々な意味でサポートするなど、彼の撮れ高に貢献してくれている。 誠意とクズの反復横跳びとも称される師弟関係は必見。 黛灰 後輩の一人。 Minecraftで受けた屈辱から逆恨みで彼を倒すべき目標と定めて以降、悪戯を目論んでは返り討ちにあっている。 通称・魔王黛。 一方でにおいてトレイターとして彼と組んだ折にはその卓越したゲームセンスにいたく感動し、オフで特訓してもらうなど実際の関係は良好な模様。 椎名唯華 にじさんじ公式ライバー…そして、バーチャルYouTuber界隈におけるクズキャラの先輩。 デビュー当初から仲間になりたそうにこちらを見ていたが、『エクズ・アルビオ』呼ばわりを回避するために断っていた。 …だが、彼女から同類(ゴミクズ族)認定されてしまった。 彼の放送を見ていれば分かる通り、そのとおりなのだが。 後ににじレジオに呼ばれ、Twitterのアンケートでどちらがクズか投票が行われた。 結果は椎名唯華の圧勝であった。 轟京子 実は三枝明那と共に初期からノータイムでプロレスを仕掛けることがある先輩。 本当に裏でよく話す先輩の一人で、配信上での初タイマンコラボでも仲良く喧嘩する様子が見ることができる。 一緒に深夜までゲームに熱中した結果その後のコラボを寝過ごし、にじさんじゴーミーズなるコンビを結成するに至った。 フレン・E・ルスタリオ 同じく異世界出身の剣士という共通点を持つ後輩。 両者とつながりのある某からはリアクションや言動が似ているとひっそり同類扱いされている。 関連イラスト.

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楠栞桜(くすのきしお)って誰?夜桜たまの転生ってことでおK?

あるすあるまる 前世

翻訳すれば「こそこそ隠れて様子をうかがい、美味しいところだけをかっさらって手柄顔するな」といったところだろう。 この糾弾に対して言い返す 術 ( すべ )は無数にあった。 俺には御剣家の人間を助ける義務も義理もない。 助けたことを感謝されるならともかく、助けに入るのが遅いと責められる筋合いはないのだ。 祭 ( さい )の言葉を負け犬の遠吠えとして切って捨てることは簡単だった。 弱者の八つ当たりとしてあざわらうこともできた。 敗者の責任転嫁として俺の方が 祭 ( さい )を糾弾することだってできただろう。 だ ・ か ・ ら ・ こ ・ そ ・ 、俺はそのいずれも選ばなかった。 「たしかにお前の言うとおり、俺は初めからここにいた」 俺の知る 九門 ( くもん ) 祭 ( さい )という人間は、 心装 ( ロンギヌス )のように 捻 ( ねじ )れて 尖 ( とが )った性格をしている。 ここで居丈高に言い返せば向こうの思うつぼだ、と直感がささやいていた。 その直感の正しさを証明するように、こちらの返答を聞いた 祭 ( さい )は意外そうな顔で右の眉をくいっとあげた。 反論も嘲笑も糾弾も返ってこなかったことが意外だったのだろう。 「へえ、案外素直に認めるんだな。 で、こそこそ隠れてた理由はなんなんだ? ここにはお前の弟だっていたんだぜ?」 祭 ( さい )はそういって皮肉っぽく唇の端をあげる。 エマ様たちの耳に届くように声を張っているあたりが実にいやらしい。 やはり 祭 ( さい )は俺を挑発しようとしている。 そのことを確信しながら、俺は一つ前とまったく同じ声音で応じた。 「理由はそちらの邪魔をしないためだ。 お前とシドニーは黄金世代で、スカイシープ殿は元六旗の 旗将 きしょう。 おまけに元一旗の上位 旗士 きし だったシーマ殿までいる。 へたに手を出せば、かえって足手まといになりかねない」 あざけりを交えず、侮蔑を見せず、淡々と問われたことに答えていく。 そんな俺を見た 祭 ( さい )が再び唇を歪めるが、今度のそれは苦笑に近かった。 俺が挑発に乗ってこない、と悟ったようだ。 おそらく、 祭 ( さい )は先刻のラグナと同じように俺と鬼人の関係を疑っていたのだろう。 俺はオウケン配下の鬼人を心装で殺す一方、肝心のオウケンは魔法で攻撃して致命傷を避けた。 その上でエマ様たちを助けたわけだから、自作自演を疑う余地は確かにある。 だから、 祭 ( さい )はあえて俺の怒りをかきたてるような言葉を選んだ。 俺を挑発して言葉たくみに情報を引き出すために。 ラグナのように面と向かって詰問するのではなく、からめ手でくるあたりはいかにも 祭 ( さい )らしかった。 こちらを見据える 祭 ( さい )の態度は 飄々 ひょうひょう としているが、眼差しは鋭い。 褐色の肌に 鈍色 ( にびいろ )の髪。 体型は 長身 ( ちょうしん ) 痩躯 ( そうく )で、やや猫背気味な立ち姿は五年前とかわっていない。 島にいた頃は「 空 ( そら )」という名前にひっかけて「 空 ( から )っぽ」呼ばわりされてずいぶんバカにされたものである。 思い出すだに腹が立つが、当時の俺はろくに言い返すことができなかった。 というのも、 祭 ( さい )の言動は必ず相手を上回る修練と成果に支えられていたからだ。 相手が自分以上に努力して成果を出していることがわかるだけに、当時の俺は 祭 ( さい )に何を言われても、うつむいて押し黙るしかなかった。 五年前の俺はシドニーとも距離を置いていたが、これはシドニー個人に含むところがあったわけではなく、シドニーが 祭 ( さい )の親友だったからである。 だから、今回の帰郷でもかなり 祭 ( さい )のことを警戒していた。 ヒュドラとの戦いを経て、力では上回ったと確信していても、胸にへばりついた苦手意識は簡単に消えてくれない。 と、ここで 祭 ( さい )が口をひらいた。 「なるほど、なるほど。 心装を会得して調子に乗っているだけってわけじゃなさそうだ。 俺とろくに目も合わせられなかった奴がずいぶん成長したじゃねえか、 空 ( そら )」 その声はこれまでと同じように 捻 ( ねじ )くれていたが、言葉の表面に突き出たトゲは小さくなっていた。 帰郷した俺への遅い 挨拶 ( あいさつ )みたいなものだった。 どうやら、これ以上挑発を続ける気はなさそうである。 祖父の手当てをしていたシドニーが、どこかほっとした眼差しでこちらを見ている。 シドニーも 祭 ( さい )の意図に気づいていたようだ。 俺たちが不穏な空気を漂わせたら仲裁しようと身構えていたのかもしれない。 場の空気が目に見えてゆるんだ。 ここで俺が 一言 ( ひとこと ) 二言 ( ふたこと )ふたりに声をかければ、 祭 ( さい )やシドニーとの間に五年前とは違った関係を築けるかもしれない。 少なくとも、そのきっかけくらいにはなるだろう。 そう思った。 無言で 祭 ( さい )から視線を外す。 すでに 祭 ( さい )に対する畏怖は失せている。 過去の記憶から要注意人物と位置づけていたが、たかだか七、八人の鬼人にしてやられる 旗士 ( きし )など、畏怖はおろか興味も持てない。 これはシドニーやモーガンについても同じことがいえる。 セシルについては言わずもがな。 ゴズのように空装の一つも見せてくれれば興味も持てるのだが、それも無しときては関心の持ちようがない。 俺が 祭 ( さい )の挑発を無視しなかったのは、一つにはエマ様に誤解されたくなかったから。 鬼人は吼えるような怒声をあげ、ハーピーのごとく両翼を羽ばたかせて空高く舞いあがる。 火炎姫の魔法で与えた傷はほぼ治っており、焼けただれたはずの両眼も再生していた。 戦闘前に神がどうこう言っていたことから予想していたが、やはりオウケン自身が回復魔法の使い手だったようだ。 空中からこちらを見下ろす鬼人の目には、溶鉱炉を思わせる灼熱の激情が渦を巻いている。 次の瞬間、オウケンは 大音声 ( だいおんじょう )で魔法の詠唱を開始した。 「『その頭に 鬼角 ( きかく )あり、その身体に 豹紋 ( ひょうもん )あり、その尻尾に 蛇鱗 ( だりん )あり』!」 それは聞いたことのない文言だった。 かなりの上位魔法らしく詠唱が長い。 「いかん、あれは第九 圏 けん の風魔法じゃ……奴め、このあたり一帯をまとめて吹き飛ばすつもりとみえる……!」 孫 ( シドニー )に支えられたモーガンの声が震えていたのは傷の痛みによるものか、術式への畏怖によるものか。 そうしている間にも詠唱は進み、オウケンの身体を取り巻く風は勢いを増していく。 大気が悲鳴のような 軋 ( きし )みをあげ、雷鳴にも似た轟音が続けざまに耳朶を打った。 「『獣の咆哮、不止の誓約。 赤楓 ( せきふう )の野に 爪痕 ( つめあと )を刻め』」 魔法が完成に近づくにつれ、オウケン自身の 勁 ( けい )も膨れあがっていく。 どうやらオウケンは 勁 ( けい )によって魔法を強化しているらしい。 鬼人の周囲では風が轟々と渦を巻いており、あたかも竜巻を身にまとったかのようだ。 吹き荒れる風は地上にも押し寄せてきた。 大のおとなが吹き飛ばされてしまいそうな強風に煽られて、父の 妻妾 ( さいしょう )たちが悲鳴をあげている。 「『風雲を従えて走り、雷光を引き連れて駆けよ』」 詠唱は精密。 勁量 ( けいりょう )は膨大。 先刻イブキをなぶっていたときとは比べものにならない。 吹き荒れる風の向こうから喜悦に満ちた声が聞こえてきた。 第九 圏 けん とは系統魔法の到達点、すなわち最上位魔法である。 それが鬼人の 勁 ( けい )によって強化されているのだから、その威力は推して知るべし。 「ふん、この程度か」 失望を込めて吐き捨てる。 俺はかつてカナリア王都で第八 圏 けん の魔法を喰った。 今のレベルはあのときの倍以上。 今さら第九 圏 けん の魔法にひるむはずはない。 魔法に上乗せされた 勁 ( けい )も大した問題にはならない。 オウケンの 勁 ( けい )はたしかに強大だが、ティティスの森で戦った 幻想種 ( ヒュドラ )には及ぶべくもない。 もっと言えば、空装を出したゴズにも届かない。 その程度の 勁 ( けい )が上乗せされたところで脅威をおぼえるはずがなかった。 実際、解き放たれた第九 圏 けん の魔法はソウルイーターの前にあえなく屈した。 無造作に放った俺の 颯 ( はやて )とオウケンの魔法が空中で衝突するや、自然ならざる 颶風 ( ぐふう )は 軋 ( きし )むような咆哮をあげて四散する。 「………………な」 視線の先でオウケンが呆けたように絶句している。 その顔をみるかぎり、やはり今のがオウケンの全力だったのだろう。 せっかく切り札を出す時間を与えてやったというのに期待はずれもはなはだしい。 俺は小さく舌打ちしたが、すぐに思考を切り替えた。 まあいい。 それならそれで、さっさとオウケンを斬って御剣邸に向かうまで。 俺は再度ソウルイーターを振るい、空中にいるオウケンに 颯 ( はやて )を放った。 見えざる斬撃は宙を駆け、たやすくオウケンの右腕を断ち切る。 片翼では飛行を維持できないらしく、鬼人が絶叫をあげて落ちてきた。 その身体が地面に叩きつけられる寸前、俺は足に 勁 ( けい )を込めて墜落地点まで駆けた。 そして、片手でオウケンの身体を受けとめる。 墜落死などされては魂を喰い損ねてしまう。 それに、最後に 訊 ( き )いておきたいこともあった。 無言でオウケンを地面に投げ落とす。 落ちた瞬間、傷が痛んだのか、鬼人の口から大きなうめき声が漏れた。 同時に、鳥を思わせる身体がみるみる人間の形に戻っていく。 もう心装を保つだけの余力もないのだろう。 ややあって、のろのろと上体を起こしたオウケンは、至近に俺の顔を見つけて表情をひきつらせた。 何事か叫びながら、しりもちをついたまま必死の形相で後ずさる。 むろん、そんなことで逃げきれるはずもなく、俺はソウルイーターの切っ先をオウケンの首筋に突きつけた。 「さて、泰山公。 刃が皮膚に食い込み、あふれた血がつつっと肌を垂れ落ちていく。 ぴたりと口をつぐんだオウケンに再度問いを向けた。 「御剣の屋敷を攻めているのはお前の味方なのだろう? 幻想種に匹敵するあの力、お前は持っていないのか?」 「…………答えれば、見逃してもらえるのですか?」 「答えなければ殺すのは確かだな」 「……」 オウケンは無言だったが、俺を見上げる目の奥では懸命に計算を働かせている。 やがて何らかの答えにたどりついたらしく、オウケンはこちらの反応をうかがいながら口をひらいた。 「屋敷を攻めた者は 蚩尤 ( しゆう )に命を捧げたのでしょう……同じことができるかと問われれば、できます。 もっとも、私にその気はありませんがね……」 「それは何故だ? どうせ死ぬのなら、敵に一矢報いてから死んだ方がマシだろう」 「……すべての鬼人が 蚩尤 ( しゆう )に 帰依 ( きえ )しているわけではない、ということです……我ら鬼人は、望むと望まざるとにかかわらず 蚩尤 ( しゆう )とつながっている。 それを祝福として喜ぶ者もいれば、呪いとして 忌 ( い )む者もいるのですよ……」 それを聞いた俺は、先刻の 祭 ( さい )のように右の眉をあげた。 ここまでの話を聞くに、 蚩尤 ( しゆう )とは鬼神の名前だろう。 鬼神を 忌 ( い )む鬼人がいるというのは俺にとって驚きだった。 「察するにお前は後者なわけか」 「フフ…… 愛 ( めぐ )し子は短命と相場が決まっています。 何故だかわかりますか……? 蚩尤 ( しゆう )の力を受けとめるには、人の器は小さすぎるからです。 我が父たる泰山王は、 蚩尤 ( しゆう )の力に耐え切れずに狂死しました……」 オウケンは左手で顔を覆い、荒い呼吸を繰り返しながら、 憑 ( つ )かれたように口を動かし続ける。 法衣をまとった身体は 戦慄 ( わなな )くように震えていた。 「私は……私はあんな死に方をするのはまっぴらです。 両の目は血走り、惑乱したような光がちらついている。 明らかに正気を失いかけていた。 よほどに俺に敗れたことが衝撃だったのか、父親の死に様がトラウマだったのか。 あるいは出血の量が限界を超え、意識が混濁しはじめたのかもしれない。 まだ 訊 ( き )きたいことはあったが、これ以上は色々な意味でまずそうだ。 と、そのとき、いきなりオウケンが吼えた。 激情の極み、両眼の毛細血管が破裂して血の涙があふれ出る。 オウケンの決死の叫びは 柊都 ( しゅうと )の空を震わせ、聞く者の耳朶を激しく打った。 むろん、こたえる声はない。 オウケンの行動は、死を前にした悪あがき以上の価値を持たない。 そのはずだった。 だが、次の瞬間、状況が激変する。 間一髪の差さえなかっただろう。 寸前まで俺がいた場所を一条の閃光がなぎ払う。 ぼうっと突っ立っていたら、身体を上下に分断されていたに違いない。 俺は素早く体勢をととのえながら、視線を正面に向けた。 視線の先にいるのは、しりもちをついたままのオウケンと、そしてもう一人。 いや、この場合はもう 一柱 ( ひとはしら )というべきか。 異形が立っている。 三メートルに届く巨体。 鉄柱のごとき四肢。 両の目は 鬼灯 ( ほおずき )のように赤く、大きく裂けた口からは無数の牙がのぞいている。 人間ではありえず、鬼人でもありえない。 さりとて怪物と呼ぶには威厳がありすぎる。

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