ワラジムシ。 ワラジムシ・オカダンゴムシ

ダンゴムシのワラジムシの違いと見分け方!害虫と言われるが虫でもない?

ワラジムシ

「あれ、このダンゴムシは丸まらないなぁ」と、子どもの頃ワラジムシに触れて、そう思った人もいるのではないでしょうか。 体を丸めてコロコロ転がる、子どもたちに人気のダンゴムシと、見た目は似ているのに、あまり歓迎されないワラジムシ。 実は、名前に「ムシ」がついているものの虫ではなく、ワラジムシはダンゴムシと同様にカニやエビの仲間なのです。 その見た目から、不快害虫とされるいっぽう、落ち葉などを食べてくれる益虫としての側面も持ち合わせています。 そこで今回は、まだまだ知られていないワラジムシについて、その生態や特徴、発生する原因、対処法を紹介していきます。 そこから世界各地に広がり、世界でおよそ1,500種いるとも言われ、日本では100種ほどが確認されています。 分類・仲間 ワラジムシは、等脚目(ワラジムシ目)のワラジムシ亜目に属する生き物で、大きな括りで言うとカニやエビなどの仲間です。 最近ニュースなどでも取り上げられる人気の深海生物、オオグソクムシもワラジムシの仲間であることが伝えられています。 特徴・形態 ワラジムシの体長は約12㎜で、体幅は約6mm。 ダンゴムシ同様に楕円形のような形をしていますが、 ダンゴムシに比べると、体幅はやや細く、背中の盛り上がりもそれほどありません。 この扁平な草鞋(わらじ)のような形をしていることから、この名がついたとされています。 今では草鞋を見かける機会も減ってしまったこともあり、より身近な履物である草履にたとえ、 「ゾウリムシ」と呼ばれることもあります。 また、昔はトイレ(便所)で見かけることが多かったことから、 「便所ムシ」と呼ばれることがあります。 体の色は、灰色がかった褐色や暗褐色をしていて、なかには体に淡黄色の斑点や粒状の模様があるものもいます。 ワラジムシをはじめ、ダンゴムシやフナムシなど陸生の甲殻類のワラジムシ亜目の生物は、炭酸カルシウムを含む硬い外骨格を備えていて、基本的に体節は14(頭部1節、胸部7節、腹部5節、尾部1節)で構成されていて、胸部から腹部にかけて1対ずつ計14本の足を持っています。 発生場所 ワラジムシは北海道から沖縄まで日本全土に分布しますが、なかでも関東以北に多い傾向があります。 やや湿った場所を好み、落ち葉などが堆積した場所や、人家周辺の石の下や草の間の地面などわりと身近に見ることができます。 昼間はこうした場所でじっと身を潜め、夜になるとエサを求めて活動的に動き回ります。 夜行性の理由は、ダンゴムシ同様、天敵(鳥、トカゲ、カエル、クモ、ムカデなど)から身を守るとともに、日光による水分の蒸発を防ぐためと言われています。 落ち葉や苔などを食べてきれいにしてくれるワラジムシですが、実は枯れ葉以外にもいろいろなものを食べる雑食性の生き物なのです。 活動時期 一年を通して見かけることができるワラジムシですが、活動時期はだいたい2月~11月くらい。 特に活発に行動するのは4~6月と9~10月。 春と秋の温暖な時期に繁殖活動を行い、一度に40個程度の卵を産みます。 産卵は雌の育房(卵嚢・保育嚢)内で行われ、孵化してから数日後、育房を破って抜け出し、母体の体に付着し母体に守られながら成長します。 生まれたばかりの幼虫は、真っ白く透明で体調は約2mm。 サイズこそ小さいものの、すでにほとんど成虫と同じような姿をしています。 脱皮 ダンゴムシやワラジムシなどの甲殻類は、成長過程において脱皮を繰り返して大きくなります。 脱皮した抜け殻はカルシウムが豊富なため、脱皮したあと自分で食べてしまいます。 ワラジムシに限らず、ダンゴムシやフナムシ、オオグソクムシなどのワラジムシ目のほとんどの生き物は、脱皮を2段階で行います。 はじめに下半身の殻を脱ぎ、しばらくしてから上半身の殻を脱ぎますが、上半身の殻を脱ぐまでに数時間から数日かかる場合があります。 ワラジムシとダンゴムシとの違い ワラジムシもダンゴムシも全国的に生息していますが、 ワラジムシは関東以北に多く、ダンゴムシは関東以南に多い傾向にあります。 このように、似ているようでいて、微妙に異なるワラジムシとダンゴムシ。 続いては、見た目でわかる両者の違いについて見ていきましょう。 <ワラジムシを見分けるポイント>• ダンゴムシのように丸くならない• 体にダンゴムシのような光沢がない• ダンゴムシよりも殻がやわらかい• ダンゴムシよりも移動速度が速い• おしりの尾肢(びし)という突起した部分が2本出ている(ダンゴムシはこの尾肢が隠れていて見えにくい) ワラジムシが発生する原因は? ワラジムシが大量発生する原因のひとつは、 そこがワラジムシにとって快適に過ごしやすい場所であることが言えます。 主食とする落ち葉や、湿気を含んだ土、大好物の作物の新芽など、ワラジムシにとって快適な環境が整えば、そこは最高の住処になります。 ワラジムシによる被害 雑食性のワラジムシは、枯れ葉以外にも腐敗した部位をかじることで作物への被害を与えることがあります。 しかし、せっせと土を耕し 豊かな土壌を作ってくれるといった恩恵をもたらしてくれます。 人に咬みついたり、病気を媒介したりすることはありませんが、虫嫌いな人にとっては見た目に不快感を与えるため、不快害虫とされています。 ワラジムシの予防・駆除方法 ワラジムシに害がないことは知っていても、ガーデニングなどをしていて、鉢を動かしたら下からワラジムシが現れたり、ましてや家の中でその姿を見かけたりしたら、ちょっとドキッとしてしまいますね。 そこで、ここではワラジムシを近づけなくする方法について紹介していきます。 ワラジムシが好む場所をなくす 先述のとおり、ワラジムシが生息する場所はワラジムシにとって住み心地がいい場所です。 つまり、ワラジムシが住みにくい環境とすることこそ、ワラジムシの発生を防ぐもっとも効果的な予防策と言えます。 屋外 まずは家のまわりにある、ワラジムシが好みそうな場所をチェックしてみましょう。 落ち葉や枯れ葉を取り除く 大切に育てている花や野菜にいいとされる環境は、ワラジムシにとっても住みやすい環境です。 特に落ち葉や枯れ葉はワラジムシの大好物。 少しでもワラジムシによる作物の被害をなくすためにも、落ち葉や枯れ葉はこまめに掃除して風通しのいい環境をつくっておくようにしましょう。 ジメジメした場所をなくす ワラジムシは湿った土が大好きです。 晴れた日が続くと土の表面は乾燥していきますが、少し大きな石をひっくり返すと湿気を含んだ色の違う土が現れます。 そして、そこにはかなりの確率でワラジムシの姿が…。 こうした石のほかにも野積みにされた瓦の下や、庭先に置きっぱなしのバケツやプランターの下などはとてもジメジメしているので、こまめに移動させることも大切です。 土を掘り起こして、表面を乾燥させる 土の表面が乾燥していても少し掘ると湿気を含んだ土が現れます。 そこで、ワラジムシが出現する付近の土を掘り返して、下のほうの湿った土を乾燥させます。 少し手間のかかる作業ですが、こうすることでワラジムシが好むジメジメした場所を減らすことができます。 床下はワラジムシにとって最高の環境と言えます。 この床下や窓やドアのすき間などさまざまなところから家の中に侵入することがあります。 ここでは、ワラジムシを家の中に侵入させないための予防策について紹介します。 床下を換気する 湿気が溜まりやすくジメジメしがちな床下には、換気口を設けたり、ファンなどで送風して土を乾燥させる方法があります。 もっと手軽な方法として、除湿に効果がある炭を置くという方法もあります。 侵入経路を塞ぐ ワラジムシはわずかな隙間から家の中に侵入してきます。 窓のサッシなど家の中に隙間がないかチェックしてみましょう。 隙間を見つけたら、テープなどでしっかり塞いでおきましょう。 見つけたら捕まえる/殺虫剤を使用する 見た目で不快に感じる人もいますが、ワラジムシはとてもおとなしく無害な生き物です。 ダンゴムシより逃げ足が速いと言っても、他の虫に比べるととてものんびり(本人たちにしてみたら一生懸命に移動している)しているため、充分捕まえることができます。 家の中でみかけた場合、ティッシュなどでつまんで外に逃がしましょう。 ティッシュごしとはいえ、ワラジムシに触れるのはちょっと、という人は殺虫剤を使用しましょう。 「」は、すぐれた殺虫力をもつ天然成分の除虫菊エキス「ピレトリン」を配合しており、さらに -60 度の冷却効果で速効殺虫します。 また食品生まれの忌避成分のため、室内でも安心してお使いいただけます。 まとめ ワラジムシはダンゴムシと同様に、屋外であれば比較的どこでも見かけることのできる身近な存在です。 そのため、一時的に駆除したとしても、またすぐに姿を現す可能性があります。 見た目以外に特別害がないおとなしい生き物ですし、土壌を豊かにしてくれる益虫としての一面も持ち合わせているワラジムシ。 生態系のバランスを考えた上でも、ワラジムシと上手に付き合っていくのも大切なことと言えます。

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生態 生息地 ワラジムシの生息地、見られる時期は次の様になっています。 地域:北海道、本州、四国、九州、南西諸島• 場所:低山、平地、林、住宅街• 時期:3月~11月 ワラジムシは北から南へと全国的に生息しています。 大体一年中見られますが、特に見られる時期は3月~11月となっています。 気温が少し上がればすぐに活動するので、初春から晩秋にかけて大体一年中見る事が出来ます。 体色は薄黒色、弱光沢 成虫 、幼虫は白不透明• 体長は10mm程度、幼虫は1mm程度• 楕円体型• 夜行性• 移動スピードがよりも速い 夜行性なので暗くなってから活動します。 そして乾燥した場所よりも湿った場所を好み、石や落ち葉の下にひっそり隠れています。 見るからにワラジムシはダンゴムシとソックリ。 どちらもワラジムシ目ですから親戚みたいなもの。 そこでそれぞれを見分けてみましょう。 正体は次の一問で分かります。 ワラジムシは何をされても丸くなりません。 ちょっとワラジムシにイジワルをして人間が無理矢理丸めてもダメです。 体は節に沿って曲がるのですが、球体を維持出来ません。 餌 ワラジムシは主に落ち葉をエサにしています。 短い手足を器用に使って落ち葉を掴みながらモグモグ食べます。 そして食べた後のフンは自然界にいる微生物によって分解されるのです。 フンは土を豊かにしますから、落ち葉はエサとしてそのままにしておくのがいいかもしれません。 ついつい片付けたくなりますが、少しは残しておいてあげましょう。 天敵 ワラジムシの天敵は昆虫類、、、になります。 ハトに啄まれたり、に飲まれてしまいます。 SPONSORED LINK 飼育方法 飼い方 ワラジムシを次の飼育方法で飼育してみましょう。 飼育に必要な道具• 昆虫ケース• レンガの欠片、石• 落ち葉• まず昆虫ケースに土を5センチ程度敷いて、隠れ家となるレンガの欠片や石を設置します。 それからエサの落ち葉を入れて完成です。 ワラジムシは湿った場所を好むので、たまに霧吹きで加湿してあげてください。 市販の腐葉土でもかまわないのではないかと思われますが、化学物質が混入している事があるので土の方がいいかもしれません。 捕獲方法 ワラジムシを次の捕獲方法で捕まえてみましょう。 使用する道具 レンガの欠片、石 捕まえ方 逃げるスピードもトンボみたいに早くないので手で掴めばすぐに捕まえられます。 それからレンガの欠片や石をトラップとして庭先に置いておくと、その陰にワラジムシが集まってきます。 プランターの底や物置小屋の下もワラジムシの住みかなので探してみましょう。 コラム ワラジムシのちょっとしたコラムを紹介しましょう。 その他のワラジムシとダンゴムシの見分け方 丸くなるか否かでワラジムシとダンゴムシの見分けは付きました。 しかし他にも見分け方があるので、試してみましょう。 逆にダンゴムシはキラリと黒光りしています。 ダンゴムシの方が体色が濃くなっています。 ワラジムシは体色がぼけた印象ですね。 まずダンゴムシの体型はアーチ状となっています。 逆にワラジムシはペッタンコです。 実物のワラジ 草鞋 もワラジムシみたいにペッタンコなんですね。 藁を編み上げているから本当に平べったくなっています。 お近くの郷土資料館に見に行ってみてはいかがでしょうか? ワラジムシにはシッポがある? さてワラジムシとダンゴムシについて、いくつもの見分け方がある事が分かりました。 実はもう一つ見分け方があるので紹介しましょう。 ダンゴムシはありませんし、もし生えていても短いです。 海のあの生き物もワラジムシに似てるような… さて話が変わりますが、海の岩場でカサカサ動くフナムシを見た事がありますか? そのフナムシにもワラジムシのような2本のシッポが生えています。 両者似ていると思った人は鋭いですね。 実はワラジムシもフナムシもワラジムシ目の仲間。 フナムシはワラジムシ目フナムシ科に属しています。 SPONSORED LINK -.

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家の中にワラジムシが発生して困ってます。

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ワラジムシを採りに行ってきました。 ワラジムシなんて採ってどうするんだって?飼うんです。 こんな風に。 バリバリ食べてどんどん増えるので楽しい。 この容器はホソワラジムシのみを収容していたつもりが、他種が紛れ込んでいた。 これ以上増える前にそれぞれ分けないと…。 ワラジムシは飼育が容易でよく増え、しかも場所を取らないのでこのところ観賞用としてにわかに人気を集めはじめています(局所的にだけど)。 僕もクマワラジムシとホソワラジムシと言う二種を飼っていますが、ケージ内での観察はなかなか楽しく勉強になります。 この晩は仕事の合間にモリワラジムシというフナムシっぽい種を捕まえに近所の公園へ。 もちろんワラジムシ以外の虫たちの観察も兼ねてです。 落ち葉をよけると簡単に見つかりますが、その他のワラジムシより俊敏で身体も脆く捕まえづらい。 形も動きもフナムシに近い印象。 沖縄にはあまりオカダンゴムシがいません。 代わりに(?)こいつらがうじゃうじゃ。 でもダンゴムシと同じく丸くなれる。 と、モリワラジを5匹ほど拾った帰り道でコンクリートにへばりつく無数のワラジムシたちの中から一際目立つ個体を発見。 即スカウト。 オレンジ色のワラジムシ たぶんクマワラジムシかな です。 ワラジムシにはたまにこの手の色彩変異個体が出現します。 クマワラジムシとホソワラジムシに多く見られるようです。 単純に身近に個体数が多くて目につきやすい種だからかも? それにしてもけっこう綺麗ですよね。 近頃はこうしたオレンジ色のクマワラジムシを掛け合わせて固定し、ペット用に販売しているのも見かけます。 他にも白地に黒いまだらのダルメシアンカラーなるものまであるとか…。 ペールオレンジに近いかな。 眼は黒いのでアルビノというわけでもなさそう。 一昔前までは「ワラジムシの色彩変異を固定する」さらに「それを販売する」なんて考えられないことでした もしかしたら日本やドイツの一部マニアはやっていたのかもしれないけど。 このオレンジワラジムシの登場がペットとしてのワラジムシ人気に拍車をかけているのかもしれません ごく局所的に。 この公園にはオレンジ個体が出やすい個体群があったようで、この日はクマワラジムシの幼虫5匹にホソワラジムシの成虫1匹を採集。 繁殖・固定できるか試してみようと思います。 白く粉を吹いたような体色がクマワラジとは違った味わい。 あと数匹集まればこれも固定できるだろうか。

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